以下の記事は、ギブソン、フェンダーのレギュラー製品で満足しているような人には関係ない話ですし、安物買いの銭失いばかりで、本当に使うべきものにお金が出せない人には分からない世界だと思いますので、スルーしてください。
さてさて、今まで欲しかったけど値段の高さに敬遠していたESPカミカゼですが、90年代の初期物を手に入れました。中古で安い出物を見つけたので思い切りましたよ。定価30万円のギターを手にするのは初めてでしたが、まさに目から鱗が落ちました。
今までは安いギターでも、良いピックアップを載せてしっかり手を入れてやれば、高いギターに負けないと思っていましたが、次元が違いました。ピッキングに対するレスポンス、音の明瞭度、サスティーン、弾きやすさ・・・いずれも実に素晴らしいギターだったのです。
今までESPやナビゲーターのギターは、豪華なカタログに載っている妙ちくりんなアーティストたちへのエンドースメントなどの悪い印象もあって、値段相応の価値が無いボッタくり・・と非常に失礼な思い込みをしていたのですが、それは、全くの偏見でした。
安いギターでも良いものはありますが、やはり本当に良いものは、それなりの金額になるものだということを実感しました。
何事も体験してみないと分からないものです。
なおESPは一つの事例です。もっと素晴らしいギターもたくさんあるでしょう。
若い方や私のような金銭に余裕のない人は「高額なギターは無理」とか、分不相応だ、と諦めてしまいがちですが、本当に欲しいものであればぜひ試してみていただきたいと思います。楽器店で試奏したり、本物を持っている方と知り合いになって弾かせてもらうなど、努力してみてください。
私自身、若い頃に思いきってみれば良かったと後悔しています。でも今気づくことができて、決して遅くはなかったですよ。
高いギターを持っている人を「持ち腐れ」と小馬鹿にするような心根が貧しいおじさんには、今更何を言っても仕方ないでしょうが、若い人には本物を知ってもらいたいと思います。
さて本物といえば、先日、えらく上からの物言いがムカつくブログを読みました。他人のブログで「本物しか聞かないので~」と演奏動画を遠回しに貶すコメントを投稿した後、自分のブログで「本物は凄い」と、先のブログ主の記事を否定する失礼な記事を上げていました。
何様なんでしょうか?
そういうアナタは本物なのか?と問い詰めたい。きっと頭の中が下痢なんでしょうね。
誰とは言いませんが・・・
ムカついたらまた報告します。