こんにちは
神奈川はすっかり夏です
「あれ?梅雨ってまだなの?」
と思っているのは
私だけじゃないはず
さて、今日は
5/23に放送された
NHKの番組、
「ダーウィンが来た!」が
とても面白かったので
皆さんとシェアさせて頂きます
今回の特集は、
「鳥の言葉が分かる!
聞いてびっくり鳥語講座」
ということで、
鳥語について解説する回だったのです
紹介されたのは、
コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ
で形成された混群。
(混群、というのは、複数種の鳥が集まる
群れの事をいうそうです。)
お互いの特性を活かし、
一緒に餌場に行ったり、
危険を避けたりして、暮らしています。
ですが、鳥の種類が違えば
使う鳴き声は当然、違うのです。
例えば、
「集まれ」の意味だと、
コガラ
「ディーディーディー」
シジュウカラ
「ジジジジ」
ゴジュウカラ
「フィフィフィ」
ヤマガラ
「ニーニーニー」
全然違う鳴き声(言葉)ですね。
ところが、実は
この混群では
みんな他の鳥の鳴き声の意味を
理解しているのです
番組内でたとえられていたのが、
こんな感じ。
「色々な国の人が集まり
それぞれの国の言葉で
話しているけれど、
みんなが他の国の言葉を
理解している状況」
本当にスゴイですよね
これは、鳥たちが生き抜くうえで
必要な能力なんだそうです。
「鳥語講座 こども編」では、
巣立ちを迎えたこどもが
どのように親鳥から鳥語を学び、
さらには、
どのようにしてほかの種の鳥たちの
ことばを理解するのか、
解説していました
なんと、鳥たちは集まって
ことばの学校
のようなものを開くんだそうです
そこで、例えば、
ヘビを見かけたら
お互いに鳴き声を披露して
(人間に置き換えると)
「ヘビ!」「snake!」と言っているのを
聞き取り、学ぶ。
鳥語博士の鈴木さんによると、
「鳥においても言葉を学習するのに適した時期があって
ちょうどその時期に言語学校のようなものを作って
お互いの言葉を学習していることがわかった」
ということです
いやー驚くばかりです
大きな研究成果ですね
↑幼い頃からお互いの言葉を理解し
さらには文化を理解することは、
本当に大切だと思います。
バイリンガルとかトリリンガル、
というのは、
ただ2か国語、3か国語が話せる、
ということではなく、
理解の幅を広げる
ことが前提にあるのだと
この番組に出てくる鳥たちを
観ていて思いました。
そして、この番組の感想を
Instagramで投稿したところ
いつもよりも
多くのコメントを頂きました
みたかった!というお声も多かったので、
見逃し配信のこと、
少し触れておきますね
今回の特集、
登録が必要ではありますが、
(おそらく受信料を払っているかのチェックですね(笑))
5月30日19:57分までは
NHK+の見逃し配信で
見られるようですよ
では、今日はここで失礼します