こんにちは
こえとえほんの
Masami です
週明けの月曜日、
皆様いかがお過ごしでしょうか
私は土日、久しぶりに
缶詰めになって働いたので
疲労感が・・・
寝たらスッキリ!
という年齢じゃないのが悲しいです
ということで、
えほんのことを考えて、
癒されることにします
そこで今日は
こちらの絵本をご紹介
THE Rabbits' Wedding
by GARTH WILLIAMS
Easterシーズンに
入ってきたので
ちょうどいいかな
日本では
「しろいうさぎとくろいうさぎ」
というタイトルで人気の絵本です
私は日本語訳版と原書(英語)
両方を持っているのですが、
実は、日本語で読んだ時
こちらの絵本、
あまり好きにはなれなかったんです。
(この絵本が大好きな方、
とても多いので
少々勇気のいる発言ですが・・・)
なぜかというと、
しろいうさぎとくろいうさぎの
会話の部分が
不自然な感じがしたから。
読んだ時は20代。
司会を担当した
新郎新婦のお二人が掲げた
結婚式のテーマが
こちらの絵本だったから
という理由だったのですが、
読んでなんだか、
ひどく違和感を感じて
こんな会話するかなぁって思ったんですよね。
その後も、
さまざまなところで
人気があるのを知るたび
「私はなんであの本に
抵抗があるのだろう」と
悶々としていていました。
そしてその原因が
わかったのが
約1年前に原書を読んだ時。
英語で読むと
会話の部分は
繰り返しが心地よいリズムに
なっているんです
What's the matter?
I'm just thinking.
Forever and always?
Forever and always!
しろいうさぎとくろいうさぎが
何度も同じやり取りをしていく中で
お互いの気持ちを確かめ
深めていくのが解ります
日本語版ではそのリズムが
崩れてしまっているのですよね。。。
翻訳本というのは
やはり訳をする方、
編集の方の考えを
経ての発行となるので
読み手側の受け取り方が
原書通りではないんだ
と気づいた出来事でした。
「しろいうさぎとくろいうさぎ」は
直訳に近い、
忠実な日本語訳なので
作者の意図等は
大切にされているように思いますが
私は読むときのリズムを
重視するので・・・
読み心地が違うと感じます。
なので、
英語絵本も読まれる方には
原書を強くおすすめします
そんなに難しい内容ではないので
中学英語で止まっているママでも
英語が好きであれば
大丈夫かと思います
(Amazonではハードカバーの
中古品で比較的状態のよさそうなものが
700円台で出品されています!)
1958年発表の作品
=読み継がれた絵本
ですので、
もしかすると図書館にも
おいてあるかもしれません
春、そしてイースターシーズン
にぴったりな1冊なので、
よかったら手に取ってみて下さいね