新年明けまして
おめでとうございます
皆様、今年のお正月は
いかがお過ごしでしょうか
groove agentという会社が
都外に実家がある
30~40代の都内在住者1500人を
対象にしたアンケートを
実施したところ、
「2020年末に帰省する」と
答えた人は、
わずか29.5%だったそう
我が家も例外ではなく
県外(熊本・京都)にある実家には
帰らないことを選びました
なので、元日は
義両親、夫の兄家族、義妹との
オンライン新年会を開き
それぞれの場所から
ゆっくりと会話を楽しみました
(世の中本当に、変わりましたね~)
そして今朝は、
辻堂海岸まで自転車をこぎ、
外の空気を満喫
とても風が強かったですが
江の島がくっきり見えて
気持ちの良いお天気でした
さてさて
本当は、年末に
ご紹介予定だったのですが
新年を迎える時に読みたい絵本を
「こえとえほん」で特集したいなと
思っていたので
既に今、1月2日の午後ですが
ご紹介していきたいと思います
今日は2冊、紹介しますので
楽しんでいただけたら嬉しいです
①十二支のはじまり
やまちかずひろ 文
荒井良二 絵
小学館
縦長AB版で、何冊もある
「十二支のはじまり」の中では
大きめの絵本です
特徴としては、
文章がやさしい言葉で
書かれている事。
古典の要素を残さず、
わかりやすい言葉を選んで
今の話し言葉で書いてあるので、
まずは、昔の言い回しが苦手、という
保護者の方におすすめです
そして、自力読みを始めたばかりの
お子さまにも、とても良いと思います
例えば、普段私がオススメしている
「十二支のはじまり」だと・・・
古典要素があり、
大人も読むのに
一工夫必要な言い回しが
沢山出てきます。
もう1つの特徴としては
絵を描いているのが
荒井良二さんで、
色使いが
とても明るくきれいだという事
私も6歳の娘がいるので
ひしひしと感じますが
子どもって、
色合いが暗かったり
絵が好みでなかったりすると
最初はなかなか手に取らない
ということ、ありませんか
こちらは表紙も含め
どのページにも、
黄色とオレンジ色が
使われていて、
全体的に明るく、
動物たちの表情が
豊かに描かれているので
子どもの食いつきは
とても良く、
Mimi(6歳)の場合、
読み聞かせの後、
表紙の絵を指さしながら、
「ねーうしとらうーたつみー
うまひつじさるとりいぬいー」
と唱えていました
年少さん頃から楽しめるかと
思いますので、
良かったら
図書館で借りてみる
OR書店に行ってみて下さい
②こたつ
麻生知子 さく
福音館書店
読んであげるなら 5才から
自分で読むなら 小学校初級から
2020.1115.に
初版を迎えたばかりの
新刊で、こたつのように
正方形の形をしている、
大判絵本です
この絵本を
初めて読み聞かせしたときは
あまりの斬新さに
ビックリしました
なんせ、始まりから終わりまで
ずっと、こたつを上からみた
アングルの絵のまま進み、
出てくる家族については
頭の上か、後頭部しか
見えていないのですから
とはいえ、
さっぱり顔がわからない、
という不満はないのです。
なぜなら
最初に絵本を開いたら
見開きに「かぞくのしょうかい」
が書かれていて、
「こうたくん」をはじめ
「おばあちゃん」
「おかあさん」
「おとうさん」
「ねこのクロ」
のお顔がわかるように
なっていますから
登場人物を確認したところで
さぁ、と読み始めます
文は、
家族一人一人のセリフとして
書かれていて、
誰のセリフかは、
先ほど見た
「かぞくのしょうかい」の
個々人のイラストが、
アイコンになっているので
彼らになりきりながら
読むと楽しい構成に
大晦日に
家族でこたつを囲んで
進むやりとり。
こうたくんとおとうさんは
それぞれ
宿題と、お掃除、という
ミッションがあるのに
全然やらない(笑)
あるあるー
おばあちゃんはお買い物
(行先はヒミツ)
そうこうしている内に
年越しを迎え、
元旦になって、
ラストのページでは
こたつテーブルの上に
お馴染みのものが
乗せられていて
おしまい、です
よその家族の大みそかだけど
きっと共感できる
家族の「あるある」を
見つけられると思います
また、日本のお正月を
海外の方に紹介するのに
これほど適した絵本は
そうないと思いました
あまり書くとネタバレに
なってしまうのですが・・・
年賀状を書くのにおわれたり、
カニが届いたり(笑)
表向きの日本ではなく
一般的な日本人家庭の
大晦日の過ごし方のリアルが
描かれているので、
この絵本を開きながら
英語で説明出来たら
どんなにいいかと
こちらも気になる方は
ぜひ読んでみて頂きたいなと
思います
では、今日はここで失礼します
どうぞ皆様、引き続き、
良いお正月をお過ごしください
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