様々な絵本を紹介している、

桜餅本舗のブログです。

 

今日は、私の個人的なお話です。

 

絵本は最後の方に少しだけ、

になりますあせる

すみません。

 

 

 

 

実は昨日、

幼馴染の命日で。

亡くなって丸2年が経ちました。

 

 

私「近々遊びに来てや!」

幼馴染「うんうん、行くわぁ。」

 

 

なんて約束が叶わないって

あの時は知る由もなくて。

 

 

彼女がなくなった日から、

期日のない約束が、

とても嫌いになりました。

 

 

乳がんだった彼女は、

家族以外に闘病を知らせず、

 

生前、

「元気になったら〇〇〇(桜餅本舗)のとこ、

遊びに行っていい?」

と彼女の夫に

相談していたようです。

(彼女は3人の男の子のママなので

夫の協力なしには私の所へ来られません)

 

 

私は神奈川で、彼女は滋賀。

 

 

亡くなるまでの2年間、

里帰りの連絡をしても、

 

「仕事がなかなか休めなくてさ。

ほんまごめん!」

という返事だったのですが

 

「元気でいてくれるんやったらいいわ」

と軽く受け止めていました。

 

(彼女は色々とあったので、

本当に、楽しく元気でいてくれるなら

会えなくてもいいわ、と思いました。)

 

 

 

 

 

 

ラインでのやりとりじゃ、

 

何も気づかなかった。

 

 

 

 

 

2017年2月23日。

 

彼女のお母さんから

連絡をもらってすぐ

夫に娘を預かってもらい、

日帰りで滋賀に向かいましたが

 

 

 

眠る彼女の傍らで

 

 

「なんでなん。

なんでこんなことになんの。」

 

「なんでなん。ほんまに。」

 

とひたすら、

泣きながら叫ぶしかなかった。

 

 

 

 

私はなぜ彼女の異変に気付けなかったのか。

 

無理にでも会っておけばよかった。

 

どうやったら私に打ち明けてくれたんやろう。

 

残された時間が少なかったなら

一緒にいたかった。

 

 

 

一人っ子の私にとって

かけがえのない存在だった彼女は

別れも告げず逝ってしまい

 

私は、彼女に

置いてけぼりにされたような思いで

今も胸が苦しくなります。

 

 

 

2年経った今も

まだ楽にはなれず、

幼馴染のパパ、ママは

もっと苦しいだろうと

命日の昨日、

彼女のママにメールしました。

 

ママからの返信には

こう書いてありました。

 

「もう一度、私のこどもに生まれてくれたら

今度こそ、丈夫な体に産んであげたい。」

 

 

私よりもっとつらいだろうなと

思います。

娘に先立たれるというのは

どんな痛みなんだろう。

 

きっと、一生悲しい。

 

 

私も、きっと一生思い出す。

 

 

 

 

幼馴染はとても絵が上手でした。

私が大好きだった彼女の絵は

小学校の時、

何かの課題で描いた、

スーホの白い馬。

(当時、教科書に載っていました。)

あの時、

自分がどんな絵を描いたのかは

思い出せませんが、

 

彼女が書いた、

馬頭琴とスーホの絵は

優しい緑色で、

今も鮮明にイメージが残っています。

 

スーホの白い馬

の絵本を見るたび、

私は彼女の絵を

思い出しています。

(まだ泣かずに読める自信がなく

娘には読み聞かせしていません。)

 

あと、彼女と私は、

小学生の時、

お互い犬を飼っていたので

毎朝一緒に、犬の散歩をしていました。

 

犬好きの彼女が

大人になってから

私に贈ってくれた絵本がこれ。

 

 

犬の飼い主の女の子が

亡くなってしまう

かなりショッキングな内容の

絵本です。

 

実は当時、

既にこの絵本を購入して

持っていたのですが

 

彼女にもらった分を

神奈川まで持ってきていて

手元に残しています。

 

今となっては

泣くだけだし

手にも取れないけど。

 

 

いつかまた、

彼女に会えることがあったら。

 

いつか、は嫌だから、

私が死んで、彼女に会ったら

 

沢山文句を言ってやりたい。

で、

「ごめんなぁ」って

いつもの調子で言われて、

とりあえずぎゅってして、

会いたかったって言いたい。

 

と思います。

 

 

 

 

すごく重たい内容で

ごめんなさい。

最後まで読んでくださった方、

本当にありがとうございます。