あけましておめでとうございます
様々な絵本を紹介している、
桜餅本舗のブログです
元日、ということで
6時半に起床して
初日の出を拝んできました
オレンジ色が強くて眩しくて。
砂浜から沢山の人たちと一緒に見る
日の出は、
とてもきれいでした
浸っているヒマもなく
Mimiに「おしっこ・・・」と言われ、
5分もいなかったですが(笑)
さてさて
今日は干支を意識する
お正月時期にピッタリの絵本を
1冊ご紹介します
日本の民話えほん
十二支のはじまり
岩崎京子 文
二俣英五郎 画
教育画劇
本体1200円+税
「十二支のはじまり」という
民話をもとにした絵本は、
様々な出版社から発売されていて、
方言の感じや、
言葉の言い回し、
元の民話のどこを省略して
どこを活かしているか等が
その本によって違います
しっかりと
読み比べをしたわけではないのですが
私としては出来るだけ
わかりやすくしようとして
現代風に変えすぎていない
ものを選びたくてこちらにしました
民話の内容をご存じない方のために、
簡単にあらすじを書きますね
昔ある年の暮れ、
神様は動物たちにおふれをだしたんだと。
「正月の朝、御殿にくるように。
来たものから12番まで、
順番に1年ずつ、その年の大将にする」
ねこはねずみに
「神様のところに
挨拶に行くのはいつだったっけ」
と聞いてきましたが、
ねずみさ、わざと1日遅らせて、
2日だと答えます。
うしは、前の晩から支度をして
出発します。
ねずみはそれを聞いて、
こそっとうしの背中に飛び乗りました。
やがて朝になり、
御殿の門がぎぎいと開くと
門の前で待っていたうしの背中から
ねずみがちゃっかり飛び込んだ。
やれやれ、うしは二番だったんだと。
こんな感じで十二支が
なぜこの順なのか、ということが
おはなしを読んでわかります
「~したんだと。」
「あしの はやいのが じまんさね。」
「おめえさん」
「どこさ いくだ?」
等方言が沢山あるのも、
いい味になっているようで
とても楽しんで聞いていました
読み終えた後には、
表紙の絵を使って、
「Mimiの生まれ年は馬年で
今4歳だから、1,2,3,4.
ほら、今年は犬年だね。」
なんて会話をしていると、
それがものすごく面白かったようで
後日何度も夫に説明している
娘の姿を見かけました
この表紙も含め、
十二支というものを知るには
とても楽しく読めて、
大人も勉強になる内容だなと思いました
こちらの内容の絵本で
もう1冊気になっているものがありまして
こちらなんですが
十二支のはじまり (てのひらむかしばなし) 821円 Amazon |
こちらは、民話や昔話を
素晴らしい絵本にされる
長谷川摂子さんの作なので
一度読んでみたいと思っています
ご参考までに
では、元旦、ということで
干支の絵本からスタートさせていただきました
今年も、時々でもいいので
お付き合いいただけたら嬉しいです
どうぞよろしくお願いいたします
皆様にとって
良い年になりますように