こんばんは
様々な絵本を紹介している、
桜餅本舗のブログです
以前、ジョンクラッセンさんの
ぼうしシリーズについては
3冊全てご紹介済ですが
今回は、
同作家が絵を担当している
新シリーズをご紹介したいと思います
その名も・・・
サンカクさん
サンカクさん
1,885円
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2017年8月発行
シカクさん
シカクさん
1,944円
Amazon |
2018年8月発行
ぼうしシリーズ同様、
翻訳は、
長谷川義史さんの大阪弁
ほんま、いい味出てますぅ~
大阪弁というと、
関西圏以外の人たちには、
きっと
「明るい」「親しみやすい(厚かましい?笑)」
「こわい」等のイメージがあると思うのですが・・・
こちらの絵本は、
「ちょっとひねくれた」感じのキャラクターに
大阪弁が乗せられているので
今までのイメージとは
いい意味で、
少し違うのではないかなと思います
サンカクさんは、△の家に住んでいて
シカクさんは□の家に住んでいます。
二人は友達です。
「サンカクさん」は、
サンカクさんがシカクさんに
わるさ(関西弁では軽いイタズラの時も「悪さ」と言います)
しに行く話で、
一見ふたりは、
メッチャ仲悪い
でも、色々あって、
結局可笑しなことになって、
読んでいる側は、
あれ?やっぱり仲良し?
と思って終わります(笑)
「シカクさん」は、
シカクさんがサンカクさんに
無理難題を持ち掛けられ
奮闘してもだめだったのに
だめだった結果を、どういうわけか、
サンカクさんはいい風に解釈して
とても喜んでくれる、というお話。
どちらも、△と□についている
目の向きや表情で、
大きく想像が膨らみ、
ニヤニヤしながら楽しめる、
シュール絵本です
大人向けというわけではなく
4才の娘もゲラゲラ笑うので
親子が違った視点で楽しめる、
優れモノの絵本だと思います
また、読み心地がとてもいいです
リズムがいいし、短文だし。
2冊共に、
シカクさんが失敗を取り繕うシーンが
あるのですが、強がるところのセリフを
読むときが、感情を込めやすくて
自分でも笑いそうになっちゃいます
興味のある方は
ぜひ図書館や書店で
探してみて下さいね
では、今夜も読んでくださり、
ありがとうございました
おやすみなさい