こんばんは
様々な絵本を紹介している
桜餅本舗のブログです
先ずは
北海道地震で被害に遭われた方々に
心からお見舞い申し上げます。
実は札幌には、
私が大学時代
一番仲の良かった友人がいまして。
昨日の朝8時頃テレビをつけて映っていた
札幌市清田区の液状化現象に、
頭が真っ白になりました。
幸いにも、友人宅は夕方には
停電していたところから復旧したようで
子どもたちと一緒に
実家に身を寄せると言っていたので
一安心ですが・・・
しばらくは大変ですよね。
ライフラインがまだ整っていない地域もあるようなので
早く元の生活に戻れることを
遠くからですが、心から願っています。
さて。
少しさかのぼりますが、
西日本豪雨の時、4歳の娘Mimiに、
「災害というものはどういうものなのか」を
伝えられる絵本はないものか、
と探していました。
その際見つけて読んでいたものがあるので
この機会に今日、ご紹介しますね
きのうえの おうちへ ようこそ!
ドロシア・ウォーレン・フォックス さく
おびかゆうこ やく
偕成社
定価 1620円
3歳から
ざっくりいうと、
木の上に住んでいる、変わり者のご婦人が
洪水になった町の住人たちを
自分の木の上の家に招き入れ
助ける話です。
それなりに文章量もあり、
理解力も必要なので
3歳からとなっていますが
絵本に普段から親しんでいる3歳からなら
楽しめる絵本かなと、
私の感覚では思いした。
また、上のあらすじだけだと、
シリアスな感じかなと思われるかもしれませんが
ご婦人の変わり者具合が
なかなかくすりと笑わせてくれるし、
ご婦人と仲良しの動物たちは、なぜかしっかり者だし、
絵本として、とても楽しんで読めると思います
だけど。
最後には、読み手が少し考えさせられるところもあって。
人を見た目や噂で判断していないかどうか。
いざというとき、自分をよく言っていなかった人を
快く助けられるかどうか。
災害の多い日本に住んでいるからこそ
読む価値のある、外国の絵本だと思いました
もし機会があれば、手に取ってみてください
では、今日はこのあたりで失礼します
おやすみなさい