おはようございます
様々な絵本を紹介している、
桜餅本舗のブログです
いよいよ9月に入りましたね
台風の影響で今は関東は少し涼しいですが
まだまだ暑い日が続くと聞きます
皆様どうぞ体調管理にはお気を付けください
さてさて
9月に入ると、
おつきさまの絵本が読みたいな、
という気持ちになりまして
何冊かめぼしいものを探していたところ、
5月にご紹介した
「ぼく、お月さまとはなしたよ」
と同シリーズで、
とても可愛らしい絵本を見つけたので、
ご紹介したいと思います
どこへいったの、
お月さま
F・アッシュ えとぶん
山口文生 やく
評論社
定価1200円 +税
ある日、コトリとクマくんは
その日一日、日が暮れるまで
かくれんぼをした。
クマくんは夜一人きりになると
空を見上げて
お月さまによびかけた。
「かくれんぼしましょ!
さいしょは、ぼくがかくれるよ。」
お月さまは何も話さないのに、
かくれんぼが成り立って遊べちゃうのが不思議で
おもしろいお話です
例えば、
クマくんが木のウロに隠れた後、
首をちょっと出してみたら、
お月さまがそこにいて
クマくんを見下ろしていて、
それをクマくんが「見つかっちゃった」となったり、
お月さまが隠れる番になると、
ちょうど風が吹いてきて
大きな雲の影にお月さまが隠れてしまったり。
中盤からは、
他の動物たちも集まってきて
お月さまがどこに隠れたのか
みんなで探すのですが、
そのシーンもまた、愛らしい
娘はすっかり夢中になって
自分もお月さまと
友達になった気になっているようです
先日地元の花火大会があったので
久しぶりに娘は夜、外にいたのですが
自転車で走っていると
こちらの絵本の影響で
「ねぇねぇ!お月さまがついてくるよー!!」
と大興奮でした
1987年初版の絵本で古いですが
きっと今の子どもたちも
「お月さまとかくれんぼ」することを
とても気に入ってくれるのではないかと
思います
十五夜までは日がありますので
もしよかったら、手に取ってみてくださいね
では、どうぞ良い一日を
お過ごしください