こんにちは
今日もブログにお越しいただき、
ありがとうございます
日本語と英語の絵本を1日1冊を目標に
紹介しているブログです
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最近夫が、ものすごーく
動物園に
行きたがっています
そういえば、学生時代から
デートは動物園や水族館が多かったな、
と異様に「今すぐ行きたい」オーラを出す
夫を眺めながら
思い出したところです
そんな時に ちょうど
以前から読みたかった
「かばくん」の英語版が
我が家に来ましたので
Wake Up, Hippo!
by Eriko Kishida
illustrated by Chiyoko Nakatani
FUKUINKAN SHOTEN
元々日本語版が、
わたしの「お気に入り」絵本です
古臭さがものすごくいい味を出していて
動物園に訪れる子どもたちの足元が下駄だったり
口調が一昔前の言葉だったりするのです
「くれたまえ」とか「ちびの・・・」とか
(1966年12月初版)
でも、その絵や表現全てが
私にとってとても好ましく、
最高の絵本だと思っています
で、じゃあ英語版はどうなの?
と思ったわけです
タイトルは直訳の"Hippo"ではなく
”Wake Up, Hippo!"
うんうん、この方がゴロがいい感じですね
出だしは
"Morning has come to the zoo.
Who is the earliest riser?
Who is the Latest riser?"
ここで、「一番早起き」と「一番遅起き」
がこんな表現になるんだ~と感心
a early riser=早起きの人
a late riser=朝寝坊の人
を指すみたいです
あとはちびのかめくんは
baby tortoise
海ガメはturtleだけど
陸ガメはtortoiseって
いう事が多いらしいです
知らなかった~
この辺の会話は日常に使えそうですね↓
"Tortoise, what day is this"
(かめくん、今日は何曜?)
"Now I know why it's so noisy."
(だからこんなに騒々しいのか~!今気づいたよ~!みたいな感じ。)
全体的に、日本語と同じくらい
リズミカルで詩的、
かつわかりやすい英語文になっています
訳者さんが相当にお上手なんだと思います
英語で育児をされている方にも、
すごーくオススメです
かばくんの日常は
英語でも日本語でも
こんなに平凡でこんなに素敵
図書館でも在庫を持っているところが
結構あるみたいです
ぜひ読んでみてくださいね
日本語版を紹介したこちらの記事も
よかったらご覧になってください