こんにちは
今朝は関東、大変な大雨で
聞けば「春の嵐」だったみたいですね
いよいよ初夏に向かっていく、
合図のような気がして、ちょっとげんなりしちゃいますが・・・
さてさて、でも今日は
そんな重たい気分も吹っ飛ぶ絵本を
ご紹介します
バムとケロのもりのこや
島田ゆか
文溪堂
定価1500円+税
皆さんはバムとケロ、
読まれたことはありますか？
どれもこれも最高に面白いし
絵に色々な仕掛けがしてあるので
何度読んでも楽しめるシリーズなのですが
中でも私のお気に入りの読み方は
「バムとケロのさむいあさ」か～ら～の～
「バムとケロのもりのこや」
なぜかというと、
この２作は私が大好きな
あひるのかいちゃんが活躍する（？）し
繋がりがとても楽しいからです
他にも、細かいところに
見どころが沢山ありすぎているので
私のブログでは、
私自身が大好きな箇所と
娘の食いつきがすごい箇所をピックアップし、
レビューを入れていきますね
では簡単なあらすじをば・・・
ぽかぽか暖かい木曜日。
バムとケロが近くの森できいちごを摘んでいたら
古い小屋を発見。
ベルを鳴らそうとしたらベルが取れ
木のはしごを上ろうとしたら段が全部折れてしまい
縄のはしごを上ると途中でぷっつり切れてしまったので
だれも住んでいないみたい、と判断。
それならここを
ふたりののひみつの小屋にしよう！
ということで、
修理が得意ななんでもやのソレちゃんに電話でお願いして
手伝ってもらうことにします。
そして翌朝・・・
とっても早起きのソレちゃんは
夜明け前の薄暗い中
焼き立てパンとあつあつココアを手に到着。
おいしい朝ごはんを食べて、
いよいよ小屋へ出発～。
到着したら、
バムとケロは（またおやつを食べてから）
小屋の大掃除をします。
そしてソレちゃんは、
外で黙々とトントンギコギコ小屋の修理。
最後はペンキを塗って、
今日の仕事はおしまい。
「そして つぎのあさも はやおきをして」
↑この文のページでは、
ソレちゃんが、「バムとケロのおかいもの」で買った
フライパンとお玉を手に大きな音を立てて
ベッドで寝ていた
バムとケロを起こす絵が描かれています
バムとケロの驚きようと、
ソレちゃんの無表情のギャップがめちゃくちゃ
おもしろくって、娘、叫びながら大爆笑です
あと、部屋の壁に「さむいあさ」で
かいちゃんが書いた置手紙が貼られています
ときめくわ～
で、またソレちゃんのおいしい朝ごはんで
目を覚まして
再びもりのこやへ出発。
小屋に到着すると
なぜか
昨日きちんと閉めたはずの扉が
少し開いている・・・。
急いで中に入ってみると
かいちゃんが
またあんなことに
かいちゃん、もうめちゃくちゃ
わたしのツボです
私も天文学者
（正確にはプラネタリウムのお姉さん）
になりたかったくらい
夜空が大好きだったので
星を見るのが大好きなかいちゃんに
共感するのかもしれないです
かいちゃんがいたことで
バムは思いつきます
今夜この小屋で
ひみつの『ほしをみるかい』をひらこう
ひみつの おもちゃとすごろく
ひみつの かばんとふろしきづつみ
ひみつの ねぶくろとマットとずかん
そして
ひみつの てんたいかんそくセット
を小屋に運んだら
次は、
ひみつのでぐちに
ひみつのはしごをかけて
ひみつのでんごんばこと
ひみつのベルをつければ
準備完了。
ところが早起きが続いたせいで
みんなウトウト・・・
起きた時には
なぜか小屋の中は
友達でいっぱい
仕方なく今夜は
ひみつの「みんなでほしをみるかい」
に変更。
でも これって もうぜんぜん ひみつじゃない？
↑屋根の上のくらーいところで
やっぱりかいちゃんは星を見ています
可愛い
ちなみに、なんで友達が沢山
集まってきてしまったのかは
絵を隅々まで見ると・・・わかります
いかがでしたか？
紹介しておいてなんなんですが、
文章で書いても
この絵本の魅力は伝わりきらない
と思います
ぜひ機会があれば
読んでみてくださいね
最後に・・・
絵本ナビのHPで、
作者の島田ゆかさんが
「バムとケロのもりのこや」について語った
インタビュー記事を見つけましたので、
貼り付けておきますね
そして下記は
わたしの「バムとケロのさむいあさ」紹介分です
