こんにちは
今日も絵本紹介のブログにお越しくださり
ありがとうございます
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うちの娘(3歳)は普段、
道端の花に目を向けながら
歩いているので、
2日に1回は「たんぽぽ」という単語が出てきます。
そのため、絵本も「たんぽぽ」のものに
目が行きがち。
前回は詩的でドラマチックな
たんぽぽの絵本を紹介しましたが
今度は少し科学の視点が入った絵本を
ご紹介します。
私も知らないことがいっぱいで
びっくりしました
平山和子 文・絵
北村四郎 監修
900円+税
かがくのとも絵本
読んであげるなら 4才から
じぶんで読むなら 小学校初級から
内容としてはこんな感じです
(私が勝手に分類しました)
①たんぽぽが生える場所
②たんぽぽの花は黄色以外に白色のものもある
③たんぽぽの葉
④たんぽぽの根
⑤たんぽぽの花のひらき方
⑥花の内部
⑦綿毛ができるまで
⑧綿毛の行った先
明瞭だけど、あたたかみのある絵に
優しい言葉で説明が添えられています
私がこの絵本を読んで
驚いたのは、まず、根の長さです
4ページにわたり(縦に見る)
1つのたんぽぽの地面の下の様子が
描かれているのですが
その根の長さは想像以上
だからたんぽぽって、ちいさな隙間でも
元気に花を咲かせるんだ~、と納得できました
それから、
「はなを よく みてみましょう。」
と書かれたページで
1本の花は、小さな花の集まりだということが
説明されています。
なんと、1つの花に小さな花が240も
知らなかった~!!!
これが1つずつの実になり、
みんながよく知る、
綿毛になるというわけですね
誰もが目にする植物ですから
誰が読んでも興味深く、発見がいっぱいです
1972年にかがくのともとして発行され、
2013年5月出版分で、ハードカバーのものも
第46刷になっている
ロングセラー絵本です
物語が好きな方も
この科学絵本なら楽しく手に取れると思いますよ
最後に、前回紹介した
「たんぽぽ」絵本の回をリブログしておきます