最近時々、図書館で
薄いペーパーバックの
「ちいさなかがくのとも」や
「こどものとも 年少版」を
チェックしています
最初の理由は、
娘の読む絵本がだんだん
長く大きいものになってきて
持ち帰るのが重いから(笑)
という理由でしたが、
最近は違います
1か月ごとに「〇月号」という形で
発行されるため、
とても季節感があるからです
読む絵本を
今の季節に合わせると
実生活と一致させやすく、
より絵本育児が楽しめる気がします
ちなみに今うちが読んでいる季節ものは
「幼稚園入園」系と「桜」「たんぽぽ」「田植え」
ですかね
今日はその中から
「ちいさなかがくのとも」の
オススメをご紹介します
ちいさなかがくのとも
2011年5月号
やまざくらとえなが
おおたぐろ まり さく
福音館書店
定価410円
私たち親子が気に入っていた
「つばきレストラン」の作者、
おおたぐろまりさんの作品だということで
気付いてすぐに図書館で借りました
今回の鳥は、えなが。
読み始めるまでは
「えながってどんな鳥?」
と 全く知りませんでしたが、
読み終わった後は、
「なんて愛らしい鳥なんだろう」
「本物を見てみたい!」
という気持ちになりました
絵本の語り手は、やまざくらです
優しい口調で、えながの様子を語ります。
「そうか、わたしの えだに すを つくるのか。
きにいってくれて うれしいよ。」
苔やクモの糸、羽、色々なものを使って
夫婦のエナガが一所懸命に巣を作る様子が
描かれています。
そして、
「わたしの はなが さきはじめたころ、」
ひなが生まれます。
しばらくするとひなが巣から出てきて、
元気な様子を見せ、
さらにしばらくすると、
巣立ちを迎えます。
また、えながが
巣作り、子育て、巣立ちをするあいだ、
やまざくらも
枝に蕾が膨らみ、花が咲き、散り、
青々とした葉に覆われていきます。
2つの情景が
一緒に描かれているのが
本当にすてきな作品で
鳥好きにも、自然好きにも、
絵本好きにも
ぜひオススメしたいです
最後に・・・
どうしても欲しくなったため
探しに探して、GETしました
「つばきレストラン」
もうこれで、次の冬には
返却を気にせず
ゆっくり読めます(笑)
では、おやすみなさい