今日もお越しいただき、
ありがとうございます
実は、イースターの絵本と知らずに
一目ぼれして購入した絵本がうちにはあります
きんのたまごのほん
さく マーガレット・ワイズ・ブラウン
え レナード・ワイスガード
やく わたなべしげお
童話館出版
1500円+税
なぜ一目ぼれしたかというと、
ただひたすらに絵が美しいからです。
絵本を開けた瞬間、買うと決めました
今年は色々な書店で
「イースターの絵本」コーナーが設けられているので
何気なく見ていると、この絵本を発見。
「え?これ持ってるけど、イースターの絵本なの?!」
と気付きました
そういわれると、
そもそも表紙がイースターエッグですよね
間が抜けている私(笑)
お話はというと・・・
ひとりぼっちだった1匹のうさぎが
たまごを見つけ
中にだれがいるのか想像します。
たまごを振ってみたり、
あしでたまごを押してみたり、
上に飛び乗ってみたり、
木の実をたまごにぶつけたり。
ついには丘の下へころがしたりしましたが、
それでも、たまごは割れません。
そのうちうさぎは眠くなって
ぬくもりのあるたまごに体を寄せて
眠ってしまいます。
すると・・・
音を立ててたまごが割れ、
小さい黄色いあひるが飛び出しました。
今度はうさぎが眠り込んで起きないので、
黄色いあひるがうさぎを起こそうと
さっきうさぎがたまごにやっていたのと同じように
うさぎを押したり、飛び乗ったり etc...
そして、ようやく目を覚ましたうさぎは、
もうひとりぼっちじゃなくなった、
というお話です。
たまたまイースターのことを調べていて
知ったのですが、うさぎがやった
「たまごを丘の下へ転がす」という行為は、
エッグハントに並んで人気のイースターイベントにあるようで
坂や丘でゆでたまごを転がし競争するものなんだとか
ほほーっ
知らないことばかりです
それから。
1つ疑問がありまして。
この絵本は「きんのたまごのほん」というタイトルですが
黄色いあひるが入っていたたまごは、
水色で、金色ではないんですよね。
不思議に思いました。
ですがきっと 察するに、
ひとりぼっちだったうさぎにとって
生まれたあひるは、
何よりも価値がある(金のような)ギフトだということ
なんじゃないかなと思います
入口としては
ただ絵が気に入って購入した絵本でしたが
じっくり読むと、沢山の発見とイマジネーションを与えてくれる
素晴らしい絵本でした
1点だけ・・・批判的なことは
あまりブログに載せないと決めてはいるのですが・・・
少し日本語訳に違和感を感じまして。
直訳すぎるのか、文の繋がりがあまりなく、
読み心地もあまりよくなかったので
英語でも読み聞かせされている方は、
原書の方が良いかもしれません
さらにメリットなのは、価格です
日本語版は1500円ですが、
洋書だとアマゾンで今日現在、600円以下で
購入できます
The Golden Egg Book (Little Golden Book)
イースターまであと2日ですが、
もし機会があれば、
せひ読んでみてください
他にもイースターの絵本を
紹介しています