おはようございます
あっという間ですね
今日は初夏並みの気温だと
天気予報で言っていました
さてさて、今朝は、
絵本作家の
いわむらかずおさんと、エリックカールさんの
共同合作で、
表からと裏から、日本語と英語で
それぞれお話が進んでゆき
最後のページでつながる、という構成になっている、
リバーシブル絵本を
ご紹介したいと思います
どこへいくの?ともだちにあいに!
Where Are You Going? To See My Friend!
いわむらかずお
エリック・カール
1500円+税
内容はまさにタイトル通りで、
友達に会いに行く友達についていったら
にぎやかになっていって、
最後はみんなで踊って歌う、という
ストーリーです
登場キャラクターは、
表も裏も、同じ動物で、
犬→猫→にわとり→やぎ→うさぎ→人
の順で出てきます
セリフも鳴き声も盛りだくさんで、
声に出して読むのが
楽しいです
そして、裏表で、
同じ動物、同じ内容を描いているのに
まったく違った雰囲気を醸し出すのが
一番の見どころ
2つの文化の違いであり、
2人の素晴らしい絵本作家の個性でもあります
いわむらかずおさんが書いていらっしゃる
「この絵本ができたわけ」という欄を読んだところ、
この絵本は、2000年1月に、
いわむらさんとエリックさんのトークショーが
開かれた事がきっかけとなったようです。
その時、すぐに仲良くなり、
エリックさんからの提案で、
2人で絵本を作り始めたそうです。
アメリカと日本で、試作本をやりとりしながら
仕上げていったんだとか。(もちろん、再会もしたみたいです♪)
お二人をつないでくださった
絵本コーディネーターさんの事も少し書かれていて、
まさに
友達から友達へ、ともだちの輪が広がっていく、
というテーマが「この絵本ができたわけ」
と締めくくっていらっしゃいます。
絵本として素晴らしいだけではなく、
両面で日本語の絵本と英語の絵本が
同じ内容で楽しめるわけですから、
英語学習をしているお子さんに
これほど素晴らしい絵本はないと思います。
※私の個人的な考えでは、
「英語併記」よりも、この両面形式の方が
英語のイメージが定着しやすいように思います
(併記だと、つい目がいったりきたりしちゃいますからね)
Where are you going?
To see my friend.
What is your friend like?
A good singer.
と実際の会話のように進んでいきます
(動物のアイコン付きでかわいい)
いわむらかずおさんやエリックカールさんの絵本が
好きな方はもちろんのこと、
英語絵本をお探しの方にも、
大切に本棚に並べたくなる1冊だと思います
良かったら読んでみてくださいね