おはようございますクローバー

今日はソラシドエアの機内で読んだ

なんというか、とても深い、だけど子どもにも読める

素敵な絵本をご紹介しますダウン

 

いしゃがよい

さくら せかい さく

福音館書店

定価900円 +税

 

3歳7ヶ月のわが子には

本当の意味は理解できなかったと思うのですが

集中して聞いていたので

 

もしかしたら大人になったある日

「あの絵本ってなんだっけ・・・」と

もう一度手にとって、

そのとき。

本当の意味に気付くかもしれない、

と想像してしまったくらい。

 

ではお話を少し・・・。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

エンさんは大声で泣いているパンダを見つけ

ファンファンと名づけ、育てることにしました。

体の弱いファンファン。

エンさんは自転車に乗せて

ひとやまこえ ふたやまこえ いしゃがよい。

帰りはエンさん いつも決まって

歌を歌ってくれます。

 

そして楽しく長い月日が流れ、

エンさんはおじいさんに。

からだの具合が良くないよ。

今度はファンファンが、エンさんを自転車に乗せて

ひとやまこえ ふたやまこえ いしゃがよい。

帰りはファンファンが あの歌を歌います。

エンさんうれしくて 涙が流れたよ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

老いて細くなった姿で

ファンファンの背中につかまり涙するエンさんに

こちらも、ぐっと涙がこみあげてきます。

 

風変わりな絵で

ちょっと中国の田舎をモチーフにしたような感じなのですが

ひとやま ふたやま の山の絵や、

エンさんとファンファンの絵も、

味があって、素晴らしいです。

 

大切な誰かと思わず重ね合わせて

読んでしまう。心に残る絵本ですキラキラ

 

最後に・・・

こういった絵本をセレクトして機内においている

ソラシドエアさんに敬服いたしますキラキラ

JALよりもずっと、絵本が沢山置いてあり

私と娘にとっては喜ばしい限りでしたドキドキ