１２月17日。
今日は子どものピアノ教室のクリスマスパーティーの日
そして結婚記念日でした
盛り沢山だった1日の最後を
絵本の紹介を書きながら
ゆったりと過ごしたいと思います
今夜紹介するのはこちら
くまのこミンのクリスマス
文 あいはらひろゆき
絵 あだちなみ
ソニー・マガジンズ
定価 本体1200円＋税
くまのこ ミン は女の子。
3人家族で、おっきいのと ちっちゃいのと
二人のお兄ちゃんと暮らしています。
待ちに待ったクリスマスがやってきて
3人はお風呂に入り、とっておきのお洋服に着替えて
朝食をとり、お友達を呼んでクリスマスパーティーを開きます。
ツリーを囲んでダンスを踊ったり歌ったり。
美味しいケーキも食べて楽しいけれど
ミンには一つ困ったことが・・・。
サンタさんの白いひげと大きなお腹が
何だかちょっと怖かったのです。
だからミンは、サンタさんへ手紙を書きませんでした。
（本当は叶えて欲しいことがあったんですけどね）
ここからの展開が・・・すごくじんときます。
以前に「くまのこミンのふゆじたく」を紹介したとき
私は、
『どうも、ミンとおにいちゃん達のパパとママは
お空にいるみたいな描き方』
というお話を書いています。
直接的なことは書かれていないため、
どうして3人で暮らしているのか、という疑問が
大人には残るのです。
それが・・・このクリスマスで判ります
親が側にいて当たり前、ではないこと、
クリスマスを家族で過ごせることがどれほど尊いか、
ということを実感できるのではないかと思います
ですが、
あくまでこれは、
読んだ小学生～大人が感じ取ることなので
幼児に読み聞かせをする場合は、
単に「ミン、良かったね～
」と
ほんわかと読み聞かせを終えられる絵本です
3歳半の娘も大好きなミンのお話、
興味を持った方はぜひ、読んでみて下さい
以前こちらのシリーズを紹介したブログには
作品、作者情報が少し多めに載っているので
リブログしておきます
