おはようございます
先週は娘が眼科にかかり、
色々と気を揉むことが多かった為
気持ちがすこし沈みがちでした
そんな時でも
読み聞かせの時間になると
読んでいるうちに、
少し心が落ち着く気がします
ちょうど手に取った絵本も良かったのでしょうね。
それがこちらです
つきよ
長 新太 さく
教育画劇
絵本の読み聞かせをしている方なら
知らない人はいないというくらい有名な絵本作家
長新太さんの絵本です
ここにきて、長新太さんの絵本は
初めて紹介します
今まで本当にたくさんの作品を
世に送り出してこられた長さんですが
どの作品も「すこしへん」で「じわじわおもしろい」です
この「つきよ」もまさしくそんな感じです
たぬきはうちへ帰るとき、
空に浮かんでいたつきが
山の端をすべっておりてきたのをみてびっくり。
遠くで水音がしたので、大急ぎで行ってみました。
そうしたら、つきが池に浮いていてまたびっくり。
つきは、舟になったり、橋になったり、島になったり
泳いだり潜ったり魚釣りをしたり。
とにかく可笑しい。
最後のページ、お話の結び方もとても素敵。
たぬきの一人称で書かれていますが
そのたぬきは極小さく描かれていて、
絵の世界が占めている大半は
山、池、森、空等の風景。
絵としても意外性に満ちた作品です
1986年初版の本が重版され続け、
今も書店に並んでいるって、
本当にすごいですよね
これからも、多くの親子に手に取られること
間違い無しです