おはようございます
今日は雨、午後からはやむみたいですね
寒さも少し和らぐようで、良かったです
さて、今日は、かぼちゃがテーマ、
ハロウィンにぴったりの英語絵本をご紹介します
THE BIGGEST PUMPKIN EVER
by STEVEN KROLL
illustrated by JENI BASSETT
Scholastic Inc.
久しぶりにウキウキワクワクした絵本です
大好きなテイストの物語で
ネタばれ含みますが、ちょっとご紹介しますね
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Clayton(クレイトン)という the house mouseは
ある日かぼちゃのつるを見つけて、
「これを大きく育てて、町のかぼちゃコンテストで
大賞をとろう!」と思います。
同じ日のこと、
Desmond(デズモンド)という the field mouseも
かぼちゃのつるを見つけました。
「これを大きく育てて、大きなジャック・オー・ランタン
を作ろう!」と思います。
その日の午後、Claytonは、お水や肥料をかぼちゃに遣ります。
その日の夜、Desmondも、お水や肥料をかぼちゃに遣ります。
次の日も、その次の日も・・・。
月末には、そのかぼちゃはとても大きくなり
Claytonは信じられない!と喜びます。
( ~ 少し省略しますね ~ )
とっておきの肥料のおかげもあり
その数週間後には、かぼちゃはfamily carより大きくなりました。
日中はウワサを聞きつけたClaytonの知り合いみんなが見に来ます。
そして夜は・・・the field mice(miceはねずみの複数形)
が集ってきて同じように見ています。
さらにかぼちゃは大きく実り、黄色く色が変わり始めました。
それから寒い日が訪れ、
いつもより早く霜がおりそうだったため
Claytonは急いでかぼちゃにブランケットをかけます。
そしてDesmondも。
2匹はそれぞれ、ハミングしながら&歌いながら
作業しています。
「あれ?誰かがいる」と気付いて・・・
ついに、かぼちゃがめちゃくちゃ大きく実った理由が発覚
ここから、ハロウィンナイトまで、
とても楽しい展開が待っています
結末は読んだ方だけの楽しみに
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あらすじで書かなかった
二人が出会ってからの部分は
誰かと協力して何かを成し遂げることの
楽しさや達成感を描いています
絵本を通して、
このような疑似体験ができるのは
子どもにとって素晴らしい事だと思います
でも私は、この書いた部分の
物語の展開が大好きです。
別々の世界で暮らしている2匹が
それぞれ目的をもって一生懸命かぼちゃを育て
その結果かぼちゃが大きくなるんだけど
でもふたを開ければ、
かぼちゃが大きく成長したのは
自分だけの力じゃなかった。
=みんな知らないうちに、
誰かの力を借りて生きている。
そして時には
それが知らない誰かのこともある。
もう一つ、大切なことは
全然違う環境で育った人でも、
同じ考え・同じ想いの人はいるということ。
私は一番感じたのは、このようなことです
1人でやっているようで、
1人でやっているわけじゃない。
私は20代前半まで、
1人で大人になる(なった)ような顔をして
生きてきたので、
とても心にしみました。
さぁ。長くなりましたが、
難易度のお話を最後に。
対象年齢は、ネイティブの年齢で3-7となっています
難しい言い回しは少ないですが、
文章量が10行位あるページもあります。
参考になさって下さい
amazon.co.jp "The Biggest Pumpkin Ever"