もう一つの遺影 | 大切な子供たちへ

大切な子供たちへ

絶対守ってあげたかった子供の笑顔、守り切れなかった。。。。ごめんね。ママも一緒に連れて行ってほしかった。

つい最近の記事の自己リブログですみませんお願い

実はこの記事の後、数日後にまた学生服姿の次男坊の夢をみました。

 

たぶん卒業式だと思います。

こちらの県では卒業式の翌日に公立高校の合否の発表なんですが、夢の中では卒業式が終わってすぐに合否の発表というハードな設定に~ガーン

卒業証書を手にしながら、合格の発表に喜ぶ親子。

不合格の通知に泣いてる子供。

 

私と次男坊と仲の良かった親子が不合格で泣いているのを慰めながらも、不合格で泣ける事さえ羨ましい。

私は自分の子供と喜ぶことも悲しむことも許されない。

そう思ったら

 

なんで私はここにいるの?

次男坊だけいないのに・・・・

辛い

消えたい

絶望・・・・

 

そんな思いで学生服の生徒たちを見つめると

同級生たちの顔がまるで点滅をするように、次から次へと次男坊の顔に。

喜んでいる顔

泣いている顔

暗い顔

照れ臭そうにしている顔

etc・・・・・

 

どれも忘れることのできない愛しい次男坊の表情。

教室にいたり、廊下にいたり、ここにいるよと言いたげに手を振ってくれたり。

 

次男坊の名前を叫びながら目が覚めました。

 

この夢の数日後、思うところがあってもう一つの遺影を注文しました。

 

今ある遺影は普段の次男坊そのままのリビングで可愛いくしゃくしゃの笑顔。

 

今回新しく作ったのは学生服を着て優しく微笑む次男坊。

 

次男坊の普段着の画像はスマホの中にいっぱいあるんですが学生服の画像は数枚しかありません。

しかも、4~5月はまだ髪が抜けたところが目立って、キャップをかぶっているし、10月~12月この頃にもっと撮っておけばよかった。

あんなに急に症状が進むと思わず、数枚残っている画像も横向いていたり、ぶれていたり・・・・・・

 

たった一枚だけ、入学して間もなくまだ髪が生えそろっていないけど目立たないように髪を整えて正面を向いて写した写真。

私もいつも持ち歩いている写真だけど、今回その写真で髪の毛の部分を加工してもらって遺影を作ってもらいました。

 

ネットで注文して先日送られてきましたが・・・・・なんか違和感?

オリジナルの写真のほうは、色白でちょっと寂しそうな笑顔なんだけど、写真屋さんから作っていただいた写真のほうはちょっと色黒。

 

病気が分かる直前まで、夏休みで一日中友達と外で遊んでいた次男坊。

サッカーもやっていた時もあって、夏はいつも日焼けして真っ黒晴れ

きっと元気だったら。

日焼けした肌の色のせいか、寂しそうな笑顔はキリっとした男子中学生に・・・・・

 

あっ~~~~!!

夢の中で女の子と嬉しそうに話していた、ちょっと大人びた次男坊の顔だぁ

びっくりえーんびっくりえーん

 

翌日、姉が学生服姿の遺影を見たいとやってきたんですが

 

「あんまり言うと辛いかなって?って思って言わなかったんだけど、この前りょうちゃんの学生服姿の夢みたんだよ。」

 

「学生服で後ろ姿だけなんだけどすごく背が伸びてて・・・大きくなったね~って言ったら、うん、180センチ近くあるんだ~って返事が返ってきたの。」

 

何時頃見た夢かきいたら、ちょうど私が夢を見たのと同じ頃でした。

もちろんその時は姉は私の夢のことも、制服姿の遺影を注文していることも知りません。

 

そして、一昨日は姪っ子から夢を見たとの連絡が。

 

小学生の時の姿なのに、高校入試の勉強してた~(笑)って。

 

2年前の今の時期、身体の機能がどんどんと奪われていくのを、親なのにただ見守るしかできなかった頃で。

さらに今年は生きていれば入試、卒業式、入学式・・・・

 

すごく気持ちが落ちてますショボーン

本当に、言葉にできないくらい落ちてます。

 

そんな母を心配して夢に出てきてくれたのかな?

 

姿は見えなくても絶対そばにいてくれる~キラキラ

そう信じて乗り切ろう・・・・うん。