【大家MASA】大家MASA選書No.127 「だから日本の不動産は値上がりする」 | 大家MASAの世界まるごと不動産投資

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「だから日本の不動産は値上がりする」をご紹介します。



だから、日本の不動産は値上がりする (祥伝社新書)/祥伝社
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日本の不動産の値上がり?

非常に懐疑的に感じる人がほとんどかと思います。

大谷氏の「日本の不動産は黄金期に突入する! 」にも記載があったように

勘違いしてはならないのはバブル期のように日本全体が盛り上がるわけでは無く、

一部の都市や局所的なエリアに限った話です。


また実需が伴わない、“宴”は短命です。


アベノミクスが不動産マーケットに与える影響は大きく2つ。


一つは、大胆な資金提供。グロスの大きい不動産融資に振り替えるのが

手っ取り早くなります。


二つ目は、不動産投資信託の積極的な買入れです。


現にREITの時価総額は2007年のプチバブル期の水準に達しています。

資金がゆるんだ金融機関からお金を借り、REITマーケットで増資することで

調達したお金で不動産をどんどん買う事ができる。不動産は値上がりする、

といったシナリオが予想できます。


しかし、これはいつか来た道ではないでしょうか?


本書ではこのあたりのファンダメンタルズの変化や金融商品化する

不動産について巧妙に解説しています。


今後20年で起こる最大の問題、ひと、いえ、しごとの3つが“空く”事です。


2040年には日本の人口は1億人を切りますが、一方で中央区の人口は2025年には

現状の2万人増の14万人となります。

日本全体の労働人口は2030年には1000万人減り、

これは総人口の約半分に落ちるのです。


この大きな流れはオリンピック後には現実味を帯びてくるでしょう。

産業やひとを集める工夫が自治体単位で必要となるのです。


好例として、TDLや東京スカイツリーをあげています。


多くの不動産はコモディティ化するので値引き競争に陥り、

賃料は下がり売却価格も下がるのです。


筆者は設備よりも立地を重要視するようテナント物件であればJR駅前、

住宅であれば麻布、青山、広尾が良いとしています。

また良い物件は中国やアジアの富裕層が現金で購入しています。


最後に、日本で売れない、貸せない不動産を保有するくらいなら、

日本安全神話から脱却して、早くから資産ロケーションを日本以外にも

広げるべきと指摘しています。






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