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「インフレどころか世界はこれからデフレで蘇る」をご紹介します。
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デフレからインフレ政策に舵を切ったアベノミクス。
現時点で輸出産業を中心に一定の効果が出ているようですが、
本書はアベノミクスが目指す方向とは真逆の論を展開しており、
グローバルスタンダードを盲目的に捉える多くの人に
考えるきっかけを与えてくれます。...
世界の通貨の60%超の基軸通貨国のアメリカは合法的に借金を踏み倒せるのです。
ちなみに、ユーロのシェアは24%、円のそれはわずか4%。
そもそもアメリカは「借金経済」、日本は「貯蓄経済」で経済の体質が異なるため、
同じような経済政策はナンセンス。現実、アメリカの一般家庭の家計は1985年の水準にまで低下している人口の約半分がワーキンプアに近い貧民大国なのです。
アメリカは、富裕層のウォールストリート経済が経済を支配する国。
なので日本が単純にアメリカの後追いをするのは危険。
円相場が1円安くなると、エネルギー輸入学が2700億円上がるほどで
日本の貿易赤字が慢性化したのは、エネルギー問題が解決しない事が要因。
先進国における「景気拡大=所得上昇」「企業収益の拡大=所得上昇」という
相関関係は資源価格の高騰により崩壊。
「デフレ=不況」の捉え方はナンセンスで歴史的にデフレの90%程度の期間で
経済は成長している。
今後、シェール革命によりエネルギーコストやモノの生産コストが下がり、
世界はデフレ傾向へ。アメリカが世界の工場の地位を中国から奪う可能性も出てくる。
最後に筆者は日本国内の産業として農業、医療、観光に注目すべきと指摘。
これには規制緩和による雇用の創出といたずらに海外との価格競争に
巻き込まれない戦略が必要と結んでいます。
さて、今週は米経済指標の影響で円が買い進まれて
1ドル100円まで高くなることもありました。
米雇用統計によっては更に相場は荒れるかもしれません、
今後の経済動向にも目が離せませんね。
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