ジョージア州 アトランタ訪問記 | 大家MASAの世界まるごと不動産投資

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7月の第三週にアトランタに出張してきました。



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■出発までの成田のラウンジにて。Priority Passは世界中で使えるので便利です。

 Priority Pass http://www.prioritypass.jp/JP/index.cfm  


サラリーマン業務でのアトランタ訪問は4年前に続き2度目になります。

ちなみにアメリカの大手企業では、世界中の営業担当者を集めるセールスミーティングを年度初めにアメリカ本土で行う事が多いです。今回はなんと5万人!が集結しました。まさにオリンピックです。

地域振興の意味もあるため、大都市よりは一定規模以上(大手企業だと1万人以上)の宿泊のキャパシティがある中堅の都市が選ばれます。

その点、アトランタは1996年にオリンピックを実施した実績があるのでOKだったのでしょう。このようなイベントの需要に対して対応できる点もアトランタの魅力ではないかと思います。

さて、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港 に着くと、7月後半という事もあり30度を超える熱さです。まさに「ホットランタ」(Hotlanta)と言われる所以です。


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■アトランタ中心部。連日雨が降り、じめじめした天候でした。

(個人的にはカリフォルニアのからっとしたさわやかな気候の方が好きです。)


空港から市街までプエルトリコ系の運転手のタクシーでの移動も丁度ラッシュ時期でした。この町もアメリカの都市特有の朝有の通勤ラッシュ時の交通渋滞がひどく、4車線のハイウエイでも混雑します。




アトランタには、ホーム・デポやUPS、コカ・コーラ、CNNなどの12社が本社を構えています。




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■地元の社会科見学中の小学生に混じりながら本社を見学しました。

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■CNNセンター内部。内部にホテルもありました。


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■CNN横のTACOMACでランチです。バーガーが10ドルくらいでした。

 チキンを辛く味付けしたバッファローウイングが美味です。


また、様々な企業がニューヨークなどから南部に工場・本社を移しています。

これは、安い土地と人件費(隣接するメキシコからの移民)を求めてという事だと思いますが、それ以外にもビジネスに不利な規制が殆どないという要因も挙げられると思います。

 

ジョージア州は2009年のGDP成長率全米第4位を維持し、「州都アトランタ」は周辺の6州で形成される大規模経済圏のピードモント・アトランティック巨大都市圏(PAM)の中核都市です。


PAMは米国でも最も急速に成長している巨大都市圏の一つで、現在4,700万人の人口が2050年には8,200万人に増える見通しでその人口増をカバーするため、今後30年間の住宅の新規建築面積は推定840億平方フィート(200万エーカー)を超える見込みです。

 また、アトランタは法人税率が非常に安く、企業にとって魅力的な環境にあり、2000年~2009年にアトランタ大都市圏に本社を移転した企業は1,000社を超えるとの事。

これからのアメリカの経済は「南部の時代」と言われる所以です。道行くクルマは高級車が多かったのでこのような所得の比較的高い大企業勤めの方が多い表れではないかとも思います。


雇用創出では、1990年~2009年の雇用の増加数が全米の都市の中で第5位となり、PAM圏内の現在の就業人口は1,500万人に達します。


■買い物

アウトレットが近郊に数多くあり、円高なので2割程普度安く買える感覚です。

Lenox Square http://www.simon.com/Mall/?id=207

Santoniの靴が4万円台、ロレックスの時計が40万円台(エクスプローラ1)特にお得感も無いですし、日本でほとんど手に入るものです。



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Lenox Square内部


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■世界中の人気者。キティーちゃんもありました!



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■ターナー・フィールドでアトランタブレーブスの試合を観戦。


■不動産

フルトン郡を中心に28郡にまたがるアトランタ広域の都市圏では5,268,860人と昼夜人口比率は162.4%に達し、全米の市域人口250,000人以上の都市の中ではワシントンDCに次いで2番目に高い値との事。

現在の現地を見る限り、ミッドタウン、ダウンタウンなどを見て建築中の物件は少なく、中古がほとんどです。ここが日本の不動産環境と大きく違う点です。アメリカでは、中古の方が取引が活発で、値が下がらないばかりか、値上がる場合もあります。前述の通りに人口が急増するのであれば、新規の住宅着工数が増加する事でしょう。

なお、2009年時点でのアトランタの一戸建て住宅価格は12万ドル(1,000万円)と、全米平均の17万ドル(1,500万円)と比較すると非常に安価で、2000年以降は米国内トップレベルの移住先として人気との事で今後の人口増と相まって成長が期待できると思われます。


残念ながら、現地不動産業者とアポ取りして物件を見ようと思いましたが、時間切れでした。私見として、雇用が創出され続ける限り、人口が将来的に増加するPAMの中心都市である事、比較的安価な物件があり、仕込んでおくタイミングとして今が良い可能性が高い事、などを踏まえると投資先としては良いのでは、と思いました。

また、物件個々への投資もさることながら、現地のパートナーリングが必須となりますが、企業誘致の予定の土地へのランドバンキングも面白いのではと思います。


アメリカは不動産取引が非常に透明化されており、物件の履歴もネットで公開されているため、遠隔でも購入の判断はしやすいです。但し、モンスター入居者もいるようで、やはり信頼できる現地の管理会社、パートナーが必要でしょう。


世界の基軸通貨である米ドルを稼ぎ出す物件、いつか入手したいと思いますが、自分にとっては太平洋側が現実的です。外国人へのローンも厳しいので基本的に現金買いと聞いております。更に日本人にとってアトランタは遠いです。


片道約13時間のフライトは結構きつかったです。。。



アメリカの不動産投資は「メールでできる!アメリカ不動産投資」も参考にしてみて下さい。

http://ameblo.jp/masacb2001/entry-11279800494.html

■アトランタの夜景。結構きれいです。








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■早朝、夕方のラッシュは結構スゴイです。