最近読んだ本の中で
ものすんごく面白かった本。
涙あり笑いあり・・・
笑笑笑 笑笑笑 涙 笑笑笑
割合でいうとこんな感じか・・・。
もう浅田節が炸裂。
何回も「ぎゃははは~~」と笑った。特に下巻。
小説で何度も笑うなんて あんまりない事なのに
今まで読んできた本の中で一番笑った本かも・・・┏( ^o^)┛
内容を簡単に紹介すると
要は江戸時代末期の参勤交代のお話で
主人公は 父親の急死により家督を継いだばかりの
19歳の若侍 小野寺一路。
しかも何の経験のないまま参勤交代の責任者の大役を任され
先祖代々の行軍録だけを頼りに参勤交代を遂行するのだが・・・。
殿様や その家臣。 お坊さんやら 髪結いやら
途中で出会う他藩の大名や姫様
関所の役人、お代官。 しかも馬までも
出てくる人物の皆が皆 個性的で笑える。
特に私のお気に入りは お殿様。
もう最高に笑えます。読めばわかります。
そして読んでて思ったのは 作者の浅田次郎さんが
ご自身が楽しんで面白がって書いているのが
ものすっごく伝わってきた。
参勤交代の話だと 前にも書いた
「超高速参勤交代」を思い出すが
あの本も涙あり笑いありで面白かった。
が、それをはるかに超えたーーー。
で この「一路」 永山絢斗くん主演で
NHKでドラマ化されたが
小説とはまた別モノになってマス。
この本を読み終えた後に率直に思った事。
浅田次郎さん。
どうかいつか大河ドラマの脚本を書いてください。
浅田さんの 泣かせるところはとことん泣かせ
笑わせるところはとことん笑わせる作風。
絶対に大河ドラマに向いてると思います。
真田丸にハマったヒトは 絶対にハマると思います。
ぜひお願いします。