さて柳川さげもんめぐり②です、どしゃぶりだった雨もあがり、まち歩きには適した天気となりました。雨上がりは花粉が少ないし、写真もきれいに撮れます。北原白秋生家記念館、車も少なく歩くのに気持ちがいい石畳でした。
北原白秋生家記念館、入場料600円。こちらは北原白秋の生家の造り酒屋の古民家を復元したものです。白秋の生家は酒造業を営んでいました。白秋は幼いころはトンカジョン(よい家庭のおぼっちゃん)と呼ばれて裕福な家庭に育ちました。
かなり大きな建物、敷地面積でしたが明治の沖端大火災により大半を焼失しました。昭和44年に復元されました。
きれいなさげもんの真ん中に置いてあるのはなんと北原白秋のデスマスクでした。
からたちの花、北原白秋の詩で山田耕筰の曲。からたちのエピソードは山田耕筰が子供の頃、養子に出され、夜学に通い活版工場で働いていました。辛いことがあるとからたちの垣根まで行って泣いていた思い出を白秋が詩にしました。からたちの棘で辛い人生を表し白い花が咲いたよで希望を表していると思います。以下は歌詞です。
からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。
からたちのとげはいたいよ。
青い青い針のとげだよ。
からたちは畑の垣根よ。
いつもいつもとおる道だよ。
からたちも秋はみのるよ。
まろいまろい金のたまだよ。
からたちのそばで泣いたよ。
みんなみんなやさしかつたよ。
からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。
からたちのとげはいたいよ。
青い青い針のとげだよ。
からたちは畑の垣根よ。
いつもいつもとおる道だよ。
からたちも秋はみのるよ。
まろいまろい金のたまだよ。
からたちのそばで泣いたよ。
みんなみんなやさしかつたよ。
からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。