今から遡ること30年ほど前にもなろうか。
高校生だったワイ少年の通学路から僅かにそれた場所に、そのお店はありました。
個人でやっているガンショップ。
売り場面積こそ大きくはなかったが、そこはやはり「専門店」。
あらゆるトイガンや関連商品が所狭しと並べられたそこは、ワイ少年の夢の国でした。
時は流れて大規模店舗なんかも近所に出来始め、価格や在庫数での勝負が難しくなってきてはいたものの、時たま立ち寄ったりしていた。
意外なものが売れ残っていたり、中古品で珍しいものを見つけたりといったことも。
そんな老舗の専門店が、近々閉店するという。
その理由は、売上の減少なんかもあるのかもしれないが、恐らくご主人のお歳がその主因か。
長年お世話になった店舗の閉店は実にさみしいものです。
自分自身が歳を重ねていくと、こういう機会も繰り返し経験していくのものなのですね。
3年前にも20年通ったタバコ屋さんが、これまたご主人のお歳により閉店。
長く通ったお店ほど、お別れの日は近いということなのかもね。
そういうことを繰り返し経験していくとすぐに孤独になっちゃう訳だから、失った分だけまた新しい出会いを見つけて行かないとですね。
新しい仲間、新しいお店、新しい趣味とか、、、?
常に心は新鮮に、アップデートをしていけるように心がけようと改めて思ったのでした。
で。
開催された閉店セールへ駆けつけた次第。
ダミーカートが全品300円/個だったので10種ほど購入せり。
ええと、7.62mmトカレフと9mmマカロフ、30モーゼルに.38スペシャル、7.62×54Rと.30-30ウィンチェスター、あとはなんだっけ!?
(多分リムの刻印を見ればわかる
ダミカは昔から細々とコレクションしていたけど、一度にこれほど購入するのは初めてかも。
安価で購入出来た嬉しさの反面、やはりさみしさは拭えないぜ。。
なにかこのお店の思い出の記念になる銃でも、、、、と思って店内をウロウロしてみたらば、あった。
ペガサスのチーフスペシャル(スチールフィニッシュ)。
またしても中古で15,000で、木グリにアダプタ付き。
これぞ記念に最適とばかりに飛びついた。
レジで店主さんに「ああ、木グリ(もくぐり)のやつね」と呟かれる。
「木グリ」の読み方って(きぐり)と(もくぐり)どっちがメジャーなんだろう!?
確かにワイは高校生の頃は「木グリ(もくぐり)」派だったけど、それはきっとこの店主由来だったのね。
最近では言いやすさを優先して(きぐり)派です。
「木製グリップ」なら(もくぐり)で、「木のグリップ」なら(きぐり)。
それ系だと「M16A1」。ワイは「えむじゅうろくええわん」と読んじゃうな。
「P210」「P08」はナガタ・イチロー氏の影響で「ぴーとぅーてん」「ぴーおーえいと」だね。
とにかく。
またチーフ買っちゃった。
大丈夫、大丈夫。色が違うから別の銃です。こないだのと2挺でつがいなのです。(タイトル回収)
シルバーのチーフ同様に木グリ&アダプタ付きで、なかなかお値打ちなのは間違いない。
早速おうちで動作確認しましょう。
シリンダーにタマを装填すると、どうも様子がおかしい。
最後の一発が半分はみ出し掛けてて押し込むことも取り出すことも出来ないっ。
オマケにその状態からシリンダーが回転しない。。。
てことはシリンダーを本体に戻してもハンマーのコックが出来ず発射も不能。
このまま無理やりトリガーを引けばシリンダーハンドの破損は避けられないっ。
老舗店舗の思い出にお買い得に購入したチーフ2号は、一発も撃たずにご臨終か!?
いやまて、ここは大人の理性と知性で対応だ。
シリンダーを出した状態でサムピースを半引きしてトリガーのロックを解除。
トリガーを半引き状態で慎重にシリンダーを戻す。
そのままトリガーを引けば無事1発発射してBB弾のスタックをクリアで来たぜっ。
(後に、シリンダーを左右にぐりぐりすればタマが飛び出してくることが判明)
でもこれ気を付けないとまたタマ入れ過ぎちゃうね。
5発装填後に残りをローダーでガチャガチャ入れるとまたスタックする可能性が高いので、基本は指装填が確実かも。
(最悪シリンダーを分解すればいいのか)
やっぱマガジンのフォロアーの動きが微妙にスムーズじゃないのかも?
ちょっちシリンダーくらいは開けてみますか。。。