小径リングハンマーへの交換により、完ぺきな外観と作動性を確保してしまった我がMGCデルタエリート。
だがそのドナーとなった方も、ハンマーの穴がデカくてプラグリなくらいで元気そのものである。
トリガーを引けば、、、、、、あれ????
ただハンマーを交換しただけなのに、動作がおぼつかない。
具体的には、トリガーを引ききれないのである。
ただでさえ重いトリガーを、力いっぱい限界まで引き切ってようやくハンマーが落ちるという有り様。
片手でぽこぽこと撃てるフリマデルタとは比べるべくもない状態である。
なぜだっ。
まあ、どちらも20年以上前のモデルな訳で、完動品は本来望むべくもないものではあるんだけどなんか微妙な不具合だよね。
ハンマーを交換する前までは元気に動いていたんだから、調整でどうにか直せないもんか。
まず疑ったのはシアの板バネ。
トリガーはシアを押すことでハンマーをリリースする訳だから、ここんとこを曲げたり延ばしたりで様子をみるものの効果なし。
続いて、タマ押さえ?みたいなやつ。
ここんとこの曲げが微妙でマガジンに当たり、トリガーが引ききれないものと推理。
しかしこれもハズレで、どうにも症状は改善しないんだぜ。。。
ふと、マガジンを挿していない時には比較的普通にハンマーが落とせることに気づく。
てことは、マガジンによってトリガーバーのストロークが制限されることでシアを充分押し切れていないという可能性がある。のかな?
トリガーバー後部にマステをクルクルとテキトーに巻いて嵩を稼いでみよう。
これで再度組立てて、、、
おおっこれは完ぺきな動作ではありませんかっ。自分の推理が見事的中して修理完了する快感っ。
以前のフリマデルタのようにトリガーリターンが渋いということもなく、ちゃあんとしっかり普通に動くぜ。コレ、シアがすり減っていたのかなあ。。。
トリガーのリターンが悪いデルタ1挺が、今や完動のデルタ2挺にっ!