よく似た性能ながらも全く異なる外観をもつ2挺のスペックを簡単に比較してみようっ。

 

まずはポケットハンドガンの装弾数。

こいつはいわゆる自重落下方式のマガジンで、リアサイトを倒すと給弾口になっておりそこにジャラジャラとタマを注ぎ込む構造。



、、、なので、厳密な装弾数は定められていないw

一回満タンにしてから中身を取り出して重さを計ることで測定してみようぜ。



・・・5.1gの皿に0.12gのタマを乗せた合計が13.2g、、、なので、、ええと、、、

13.25.1)/0.1267.5 発、、、、かな?、、うん、多分そんな感じ。

この弾倉を満タンにして、全弾撃ち尽くすのはなかなかの重労働であるw

タマ数のことを気にせずに漫然と撃って愉しめるというのがメリットと言えるかも?

ただし残弾が少なくなってきたときには割と頻繁に装弾不良が発生する模様。

そんなこと気にせずにジャラジャラと銃を振りながら射撃を続けられるメンタルの育成には非常に有効なアイテムである。

 

翻って、銀ダン。



リップ付の、非割り箸形状のマガジンには18発収めることが出来る。

ポケットハンドガンよりも大分少ないということにはなるけど、射撃に区切りがつけれるという見方も出来る。

「ペーパーターゲットを1マグで交換する」とか「1マグずつ的を撃って点数で勝負」みたいな。

そうなると、マガジンを複数用意したくなるのが人情というもの。



・・・・たくさん買いました。

価格も1個数百円と安い上に入手性が高く、しかも非割り箸。

オマケに本体は撃てばよく当たるという名機である。

たくさん集めるしかないっしょっ。

 

 

それでは両者の初速はどうなのか!?

 

いつもの、Acetech LighterBTの初速計機能を使って比較してみようっ。








わずか10発での比較ではあるけど、その差は顕著で明白ですね。

ポケットハンドガンの方が銀ダンよりも1.5倍弱高いという数値的な結果に。

なるほど。

 

 

・・・てことは?

エアコキなので、初速の違いはピストン機構の性能差ってことですよね。

その違いは主にメインスプリングのテンションと思われるが、このメカならばそれは即ちトリガープルの差に表れるはず。

ここんとこは是非とも比較してみたいところだが、トリガープルゲージなどという洒落たものは持ち合わせていないっ。

ならばもっと原始的な手法でいってみようっ!

 

 

 

 



本体を体重計に乗せて、そのままトリガーを押し込んでピストンがリリースされたタイミングの重さで比較。

当然本体重量も加算されていることにはなるけど、比較が出来ればよいのですっ。

 

その結果。

 

 銀ダン:1.7kg

 ポケットハンドガン:4.7kg

 

、、、という結果に。

まあ、そうなるよねw

どストレートに初速比≒バネレート比になっていると言えそう。

そりゃそうだよね。

かつてポケットハンドガンをシューティングカフェに持ち込んだ時に、とにかく指が疲れたことを思い出しました。。。

一気に全弾撃ち尽くすのはかなりつらいと思われるっ。

 

銀ダンはパワーがなくて装弾数も少ないけど、その分撃ちやすくてアキュラシーも高い。

ポケットハンドガンはギミックが面白くてパワーのある多弾だけど、命中精度が低くて指が疲れる、といった差があると言えるかな。

 

どちらもともに捨てがたい、名銃たちなのでしたっ。

もっとバリエーション出してくれたら楽しいのになあ。。

九四式拳銃とか。

 

そういや似たようなメカのクラウンの「D―コッキング」シリーズは一体いつ出るんだ。。。