90年代トイガンのメッキは美しい。。。
なんとなく思っていたその感想は、昨年入手のMGC M645で確信に。
コクサイのM5906やマルゼンの透き通るような肌のM4506では、それが現在も通用するレベルの質感と耐久性を備えていることを実感してしまった。
そしてその昇華する先は当然物欲っ!
圧倒的な物欲なのだっ。
「レプリカ」社のモーゼルHSc。
これは89年の発売だったかも。。。
ダブルアクションオンリーの安価ガスガンシリーズのひとつ。
シリーズは他にもコルト25オートやワルサーPPKがあったと思う。それぞれにブラック、シルバー、ニッケルという表面バリエーションがあったが、ハーフシルバー&木グリ風はこいつだけで、一際異彩を放っていた。
なんて華やかな銃なんだ!!
まあどうやら実銃にはなさそうなバリエーションではあるんだが、そんなことはこの美しさの前ではどうでもよろしい。
かような美を備えた銃。近年ではハートフォードがモデルガン化しているらしく、それはそれはリアルなメカ、外観を備えているそうなんだけど、なんか違う。欲しいのはこのハーフシルバーなんだよっ。
で、もちろん最近の入手なので所謂セコハン、すなわち中古。
素晴らしい外観にもくすみが現れてくるのら世の理なりけり。
メッキがきたねえwwwwwwwwwwwww
表面ぷつぷつと浮いているのはサビなのか!?
とにかくそのツヤが、輝きが1枚ヴェールを被っているかのよう。
だがそこは承知の上での購入である。深いキズでなければ磨いて落とせるはず!そしたらお値段以上の価値が手に入ると思う!多分!
まずは分解だっ。
スライドのセフティレバーをドライバーでこじってやるとあっさり外れ、それに位置決めされていたスライドがはらりと取り外せる。
シリーズで唯一のハーフシルバーだったのは、スライドが別体だからだが、その構造すらシリーズ唯一のものであることから、メーカー側の思い入れがうかがわらてしまう。(同シリーズで似た外観のPPKもフツーのモナカ)
さあここまでバラしたとこで磨いてみるかな?
ティッシュに少量のピカールを含ませて優しくメッキ表面を撫でリンコ。
まあまあ復活!
つづくっ。