およそ1週間ほど乾燥させたクラウン25オートの塗装の仕上がりやいかに。


やはり生来のいい加減な性格は物理的に発露される。缶スプレー塗装の分厚い塗膜は乾燥とともに僅かに痩せたようで、仕上げの甘い部分に容赦なく現れる!

上のような刻印埋めはどーもうっすら出てきちゃうのね。遠くから眺める優しい心で接するとともに、次回(いつだ?)挑戦する時のための改善の指針として見つめましょう。


せっかくバラしたのでトリガーバーの摺動部にオイルをさし、ピストンパッキンも給脂。

これで外観のみならず、性能も多少アップするといいのだが。

さて、いよいよ組立。
その完成した姿は如何様か。


比較してみよう。上が加工前、下が加工後です。
なかなかいいんじゃね?
特に、吊るしだとブラックアウトされていたトリガーやセフティレバー、グリップスクリューがボディ同色になっただけでも大変見栄えがよろしくなっている気がする。
さらにトリガーの肉抜きが埋まったことでソリッドな印象になり、リアリティがぐっと高まったぜっ。
今回の加工、(薄目で見れば)大成功と言わざるを得ない!!


で、気になるのは塗膜の強度。
試しにバレルのネジにサプを脱着。


2〜3回脱着しただけだが特にキズや剥がれは生じなかった。
これから何度も脱着したらじわじわ落ちていくんだろうけど、取り敢えずは大丈夫そう。

ホールドオープン!


ええ、よくみるとセフティレバーで保持してませんでしょ。
これ、塗膜の厚さでスライドの動きが渋くなったの。テヘペロ。
摺動部にオイルを差して慣らしたら滑らかになりました。

やはりシルバーのピストルは美しいのう。。。