Domaine Marius Delarche Corton-Renardes2000
飲んだ日:2008年9月27-28日
インポーター:ル・テロワール
この日は本当はブルゴーニュ魂西方さん主催の回転ファイナルに参加の予定だったのですが、
急な福岡出張が入り、泣く泣くキャンセルして、福岡へ向かいました
(来春、新しい聖地での開催を期待しております!)
さて、仕事はその日のうちに終了。せっかく九州に来たので、土、日泊まって月曜の朝の便で東京に帰ってそのまま出社する予定で長崎の実家へ向かう事にしました。
途中、大村へ寄り道をして、いつもお世話になっている江口商店さんで実家で飲むワインの買い出し。
実家にはもうストックがないので、若ご主人にお店の外のセラーから飲み頃の何本かを選んでもらってホクホク顔で実家へ到着
さっそく遅い夕ご飯を食べながら、母とこのワインを飲んでみました。
この作り手さんは初めてです。
RWG23号によると、ペルナン・ヴェルジュレスにある作り手で、06に世代交代をして今はまだ20代の息子さんが栽培から醸造まで行ってるみたいですね。
色はとても薄く、暗めのルビー。
2000年ですが澱は全くないのでと清澄・濾過してあるのかもしれません。
赤果実や蜜っぽい香り、土っぽい香りなどちょっと複雑ですが、それほど強くはありません(グラスのせいかな?)
飲んでみると、酸・タンニンはそれほどたっておらず、赤や黒の果実味もありながら控えめな印象。
しかし、しっかりと旨味があり、飲んだ後、ほのかに黒蜜の風味が残ります。
薄旨系ワインですね。とても美味しい
母いわく「なんかとても上品なワイン」。
開ける前は、ちょっと早いかなとも思いましたが、2000年だけにもう飲めますね。
2日目は香りが初日より開いて、味わいも黒蜜の風味が強くなってきてので、やっぱりまだ寝かせても良いワインだと思います。でも今でも十分に幸せでした
母も満足げ。よかったよかった
江口さんによると、このワインはル・テロワールから合田さん(現ラシーヌ)が退社される際にかなり安く卸してもらったものらしいです。
実際5000円を切る価格でした。今では信じられない価格です。
コンディションも良かったし、いや~お買い得、お買い得