やらかしまくりな断捨離
断捨離というと、
少し前向きで、きれいな響きがありますよね。
でも、私がやったのは
そんな生やさしいものではありませんでした。
明日の生活のために、
お金になるものはすべて売る。
精神的な負担になるものは、すべて切る。
それだけです。
結果的に、
これまで築いてきたものを
ほぼすべて失う形になりました。
精神的にもかなり不安定で、
「何とかしなきゃ」と必死に走り回っていると、
不思議なもので、寄ってくる人たちがいます。
いわば、
弱っているところに集まってくる人たちです。
「頑張ってる姿を見て、応援したくて」
「このままだと心配で」
「一緒になんとかしよう」
当時は、
本当にこういう言葉をよくかけられました。
無償で助けてくれるような言い回し。
でも――
月末が近づくと、
「これだけは協力したから、もらわないと」
という請求が届く。
しかも後出しで、
意味の分からない内容ばかり。
納得できず支払いを断ると、
まるで借金取りのような口調に変わる。
その頃の私は、
精神的にかなり追い込まれていて、
揉めるくらいなら払って縁を切ろう、
そうやって支払いを重ねていました。
当然、その人たち経由の仕事も消え、
取引先との関係も終了しました。
すると今度は、
その取引先から怒りのクレームの電話が来ます。
何のことか分からず話を聞いてみると、
私が依頼して引き継いだ、と
先方には伝えられていたようでした。
しかし実際は、
経験も資格もなく、
運転免許すら持っていない素人。
当然、仕事ができるはずもなく、
そのうえ高額な請求をしていたとのこと。
事情を一つひとつ説明し、
こちらの立場や経緯を正直に話しました。
すると取引先のお客様は、
私の言い分をきちんと理解してくださり、
こちらの味方になってくれました。
そして、
「それは完全におかしい」
「こちらとしては詐欺で訴えるレベルだ」
と、
その輩たちに対して法的措置を取る
とまで言ってくれました。
その言葉を聞いたとき、
正直ほっとした反面、
自分がそこまで追い詰められていたこと、
そして
お客様への配慮が足りなかったことを
深く反省しました。
同時に、
自分では気づいていませんでしたが、
かなり精神的にやられていたのだと思います。
今振り返ると、
当時は完全に麻痺していました。
SNSもやっていましたが、
今見返すと、
本当にひどい顔をしています。
自分では気づかなかったのですが、
まったく笑っていませんでした。
ここから、
なぜ今は
ゲラのように笑えるようになったのか。
それはまた、
次の機会に書こうと思います。