17日にホームで行われたネッツとの1戦で、シクサーズは試合序盤からリズムを掴み108-97で勝利しました。

リーグ最下位のチームを相手に第1Q中盤に主導権を握ったシクサーズ。ネッツのミス、ディフェンスのソフトさにつけこみ、試合時間と共に徐々にリードを広げ、第3Qには最大22点のリードを奪います。そのQ終盤にネッツのプレッシャーが少しきつくなるとシクサーズはミスをし始め、第3Q終了時に13点差まで詰められます。しかしその後は15点差前後の点差をキープし試合終了を迎えました。

この試合ではスリーの成功数以外、全てのポジティブなスタッツでネッツを圧倒したシクサーズ。特にFGを56.0%の高確率で決める中、総リバウンド数もネッツを5本上回る41本を獲得。シュートを高確率で決めリバウンドを多く取りポゼッションをより多く獲得すれば負けることはほぼありません。

逆にネッツは今シーズン低迷するシクサーズに圧倒されるところが、今季未だに7勝(61敗)のチームだという証明でしょう。ディフェンスはソフトでマークが甘くシクサーズオフェンスに好きに展開され、タフさが無くチームは0ブロック。オフェンスでも選手間の意思疎通ができていなく、パスがつながらないなど明らかに噛み合っていませんでした。

さて、次はカンファレンス同率10位のニックス戦です。今日の試合の前にホームでのニックス戦に敗れたばかりなので、アウェーでリベンジを狙います。


個人的な選手評:

イグダーラ:B-
20点4リバウンド8アシストと、スタッツ的には今日のMVP。しかしその内容はネッツのソフトなディフェンスの恩恵。速攻で点を稼いだがジャンパーは相変わらず入らなかった。今日の出来で満足してはいけない。

ブランド:C+
相手のプレッシャーが少なかったのでフェイダウェーを打つ必要がなく、高確率でジャンパーを決めることができた。12点8リバウンド4アシスト。

サミー:B+
10点9リバウンド5ブロックとインサイドの脅威に。ネッツに簡単なシュートを許さず、ロペスも抑えた。

グリーン:C
ヤング欠場、ルー故障の影響でスタメン出場。前半に8点、計11点と相変わらず前半の男。

ホリデー:B
シュートの好調が続く。ジャンパーを打つタイミングの改善は必要。外れてしまえば大きなマイナスになってしまう。しかし今日もひどいミスが無く成長の跡が見える。19点7リバウンド7アシスト2スティール。

スミス:C-
ハッスルで貢献できることは実証済み。あとはいかに結果を残すか。6点1リバウンド。

ルー:C
腰の故障でわずか18分のプレー。しかし1試合休んで体のキレが戻ったが、とんでもないスピードでプレーし11点。3アシスト。しかしTOも3と多かった。

カポノ:C+
今日も19分で積極的なプレーを披露。ディフェンスでは綻びの原因になることも多いが気の利くプレーを披露し、バスケIQが高いことが伺える。7点2リバウンド。

カーニー:D+
フリースローを8本獲得するなどで11得点だが、大差の影響か集中力が欠け、相手のジャンパーを簡単に許すなど100%の力でプレーしているようには見えなかった。5リバウンド。

ミークス:N/A
大差にもかかわらず最後の2分を切るまでプレーできず。
15日に行われたニックスとの一戦は、終盤にシクサーズのミスが重なり84-94で敗れました。23勝43敗同士の試合に敗れカンファレンス11位に転落しました。

前半を終え55-44とこの日最大のリードを奪っていたシクサーズ。後半になると前半抑えていたニックスのスリーが当たりだし、このQに逆転を許し、69-73で第4Qに突入します。第4Qは終始5点差前後の攻防で、中盤に2点差まで追いつきますが、その後はターンオーバーやシュートミスで得点できず。終盤に再三あったチャンスを逃し5連敗を喫しました。

この試合でシクサーズは前半に50(21/42)の確率でシュートを決めていましたが、後半は12/44の27.2と失速。トラベリングやフリースローのミスも続き流れを掴めませんでした。また、ルーが故障欠場の中、PGがホリデーのみの状況で、ホリデーがベンチにいた時PGを務めたグリーンがボール運び中にミスをしたことも痛かったです。

次はリーグ最下位のネッツ戦です。今季7勝しかしていない相手ですが、最近のシクサーズも元気が無く、不安が残ります。ホームで弱いシクサーズですが、せめてネッツには観客のために勝ってほしいです。


個人的な選手評:

イグダーラ:D+
ルー欠場の影響でこの日はSGのスタメンだったイグダーラ。フィジカルの強さを活かし躍動しキャリアハイの17リバウンド。速攻では頼りになる存在だが、この日もシュートが不調(5/22)でインサイドを固められてはなす術が無い。終盤にもチャンスでシュートやフリースローを外し続けターンオーバーも。14点2アシスト。

ヤング:D
右手親指爪の負傷で一時コートを離れるハプニングがあった。6点2リバウンド2アシストと元気が無かった。

ブランド:D+
終盤に起死回生のスティールも勝利には結びつかなかった。7点3リバウンドと活躍できなかった。

サミー:A-
いつもより集中力があり、気合いの入ったプレーで奮闘。フィジカルなプレーも見せ、ヤングのようなスニーキーなプレーでオフェンスリバウンドを9本も奪った。11点18リバウンド3ブロック。

ホリデー:B+
この日は目を覆いたくなるひどいミスはしなかった。それでも3TOは要改善だが、ハーフコートで走り回りいいディフェンスを見せていた。持ち前のスピードを使ったドライブよりもパワードライブを好む傾向がある。18点8リバウンド6アシスト3スティール。

グリーン:C+
シクサーズの前半の男はやはり前半の男だった。前半は7/10FGで15点も、最終的には17点2アシスト。それでも並以上の働きか。

カポノ:C+
この日も意味のある時間を25分もらい、それなりに活躍。今年の不遇が響き、いつの間にか3PFGが歴代3位に落ちていた。もっと高確率でシュートを決めたい。1対1のディフェンスは穴だが、チームディフェンスはよい。8点。

スミス:D
記録上は0TOだが、ボールを見ていなくてパスを胸に当てるTOも。今日はサミーがスミスのようなプレーをしていたので影が薄かった。1点3リバウンド。

カーニー:D+
身体能力の高さを見せるが、速攻では自分を抑えられずオフェンスファウルをする姿が目立つ。2点。
14日に行われたアウェーのヒート戦は、カポノが久々の活躍を見せましたが104-91で敗れました。

ペイント内を固めていたヒートに試合序盤から苦戦したシクサーズ。第3Q中盤まで苦しい戦いが続き最大17点のビハインド。そこで第3Q5分にオニールがサミーにケンカをふっかけ退場処分に。それを契機に第3Q終了までに5点差まで詰め寄ります。しかし第4Q開始早々にインサイドでシュートを狙うも得点できず、点差を再び二桁に戻されてしまいました。その後はチャンスを掴みかけるもことごとくウェイドの好ディフェンスの前に波に乗れず。4連敗を喫しました。

シクサーズはヒートの固いディフェンスの前に思うようなプレーができませんでした。ターンオーバーは14つ犯し、37.2%のFGしか決めることができませんでした。中でもウェイドは終盤にシクサーズのイージーバスケットにチャレンジし、スティールを重ねディフェンスでも格の違いを見せつけていました。

そんな中明るい話題はカポノの活躍。ローテーションを外れていたカポノは2010年1月からこの試合前までの成績が、出場113分、2得点、FG1/20、3PFGは0/15とNBA現役No.1スリーポイントシューターとは思えない成績でした。この試合では第2Qから登場し前半はスコアレスに終わるも、後半のほとんどをプレーし17点と活躍。6/14の確率でシュートを決めました。

シクサーズはこの日はミークスを第1Qから使うなど来期を見据えた起用をしていました。ホリデーも後半大事なところで雑になりますが成長を続けています。来期ジョーダンHCが指揮をとる確率は低いですがチームとして成長してほしいです。


個人的な選手評:

イグダーラ:D
彼がボールを持つとあるのは期待感ではなく、不安感しか無い。まるで手に油がついているかのようなボールさばきで、がちゃがちゃしたプレーの発端にイグダーラがいる。この日はシュートも不調で、ウェイドにパスカットを何本もやられた。15点6リバウンド9アシスト4TO。

ブランド:D-
第1Qは調子がいいように見えたがフィジカルなヒートディフェンスに苦しみ終わってみれば8点10リバウンド。フェイドアウェイ以外の方法は無かったものか。

サミー:D+
なぜオニールにケンカを売られたかリプレーを見る限りでは判断できず、アナウンサーも困惑していた。しかしそのプレーのあとチームが盛り返し、ある意味いい影響を及ぼした。しかし結果は6点9リバウンドといまいち。

ルー:D
チームによく指揮を出していて、司令塔として成長しようという姿が見える。しかし最近は持ち味の思い切りのよさに欠け、シュートスランプに。8点3リバウンド4アシスト。

ホリデー:C
最近スリーが絶好調。今日も4/5の確率で決めた。最近前半のプレーはまずまず。しかし後半に雑なプレーを繰り返しては追いつけるものも追いつけない。12点2リバウンド2アシスト3TO。

スミス:C+
他の人では諦めるような球際のプレーに積極的に飛び込みハッスルする姿はプラス。しかしブロックされたりボールハンドリングが悪かったりと経験不足。5点4リバウンド。

ミークス:D-
初めて第4Q以外でプレー。しかし観客を沸かせたのはスリーのエアボールのみ。0点1リバウンド。

ヤング:B-
要所で活躍し14点8リバウンド。もっとスティールなど、ディフェンスでの貢献が見たかった。

カーニー:C-
前半に2本のスリーを決め6点2リバウンド。もっと力を出せる。

カポノ:B+
前半はスコアレスも第3Qに7点、第4Qに10点。久々に意味のあるプレー時間を大量にもらい、シュートを打つチャンスも多かった。3/8に終わったスリーの改善は必要だが、まだまだやれることを証明。
12日に行われたシクサーズ対キャブスは、リーグ最高勝率の相手に奮闘するも95-100で敗れました。キャブスは今シーズンシクサーズをスウィープ。

点差が離れることなく緊張感のある試合になった今日のゲーム。第3Q開始直後にキャブスに7-0のランをされ最大11点差となりますが、そのまま離されることなく第4Qには逆に5点リードを作ります。しかしこの試合それまで抑えていたターンオーバーを連発し逆転されると、同点を狙った残り24.1秒からのオフェンスではホリデーがドライブから相手ディフェンスにパスをしてしまうなど、大事な時間帯でのターンオーバーが響き敗戦しました。

第3Qまでは自身のTOを5つに抑えキャブスから10個のTOを奪ったシクサーズ。しかし第4Qは5つのTOを犯し、相手から1つのTOしか奪えず。上記のホリデーのパスミスに加え、イグダーラは他に選択肢があったにもかかわらず厳しいパスを選択しミスし、残り1分で2つTOを犯してしまいました。2人は第4Q2個ずつTOを犯しました。また、TOにこそならなかったもののスミスはエアボール、イギーとブランドはレブロンにブロックされるなど、大事な場面でプレーの精度に差が出ました。

それでもこの試合はシクサーズの選手達に気合いがみなぎっていたのは確か。レブロンを筆頭にウェスト、ヒクソンらのビデオゲームムーブに触発されていました。最近はずるずると点差を離される展開が多かったのですが、相手のよさに釣られていいプレーができていたため非常に緊張感のある試合になっていました。

3連敗となったこの試合の敗戦により今シーズン42敗目(23勝)となり、負け越しが決まりました。残り試合を全勝しても上位チームが転ばなければプレーオフ進出はなりません。シャックやジェイミソンが欠場していたとはいえキャブスにいい勝負ができたので、集中力を維持し来シーズンに繋げて欲しいです。


個人的な選手評:

イグダーラ:B-
試合開始直後は大人しかったが、レブロンのスーパープレーに触発され奮起。自らも激しいダンクをして波に乗った。第4QのTOと、数々のTO未遂のプレー、FTは改善したい。30点7リバウンド5アシスト。

ブランド:B
ボールタッチこそイグダーラほど多くなかったが、インサイドの得点源として久々に頼りになった。24点9リバウンド。終盤に決定的な働きができなかったのが痛い。

サミー:C+
最後はファウルアウトも、それまでに9点12リバウンド。終盤コートにいなかったのは痛かった。

ルー:D
シュートが決まらなかったものの、ブランドやサミーのオフェンスリバウンドに助けられていた。最近スリーを打つことをためらうことが多い。6点4アシスト2スティール。

ホリデー:D-
前半はそつなくプレーしていたが後半に崩れた。時計を忘れての24秒バイオレーション、無理なパスでミスをし、終いには同点のチャンスで痛恨のパスミス。終盤こそ集中力が欠けたが徐々にプレーはよくなっているか。6点5リバウンド8アシスト2スティール4TO。第4Qがなければ高評価だった。

グリーン:D
前半は要所で活躍も後半はプレータイムすらなかなかもらえず。5点1リバウンドに終わった。

ヤング:B-
15点5リバウンド2スティール。いいところでリバウンドを拾い、苦しい時に得点した。

カーニー:D
わずか6分のプレー。レブロンを抑えることはできなかった。0点1リバウンド1アシスト。

スミス:D-
第3Q終盤からプレー。雰囲気に飲まれたかいつものハッスルは無く、オフェンスではエアボールをして相手を乗せてしまった。
10日にホームで行われたボブキャッツ戦でシクサーズは、試合開始から絶好調のボブキャッツの前になす術無く102-87で敗れました。

第1Q終了時には23-37と大きなリードを奪われてしまったシクサーズ。差は時間が経つごとに増えてゆき、第3Qには4-21のランで29点差をつけられてしまいます。第4Q半ばには両チームともメンバーを落とす程の大差。全くいいところ無く試合を終えました。

勝負は第1Qで決まってしまいました。第1Qにスリーや速攻で得点され、ボブキャッツに73.3%の確率でシュートを決められてしまいます。前半終了までにシクサーズは11個のTOを犯し、ファウルも多く相手に22本のフリースローを与えてしまったことも大きな敗因でした。第4Qにかなりボブキャッツがスローダウンしたとはいえ、試合を通じFG%はシクサーズが41.5%に対しボブキャッツは50.0%、TOはシクサーズは21でボブキャッツは16(第4Qに5つ)、FTはシクサーズ14/21に対しボブキャッツは31/41と、この試合ほとんどのカテゴリーでボブキャッツに圧倒されました。

この試合でも気になったのが、やはりイグダーラやホリデーの試合クラッシャーぶり。チームの流れがいい時に必ずミスし、相手に簡単に流れを渡してしまいます。第4Qに8-0のランをしていた時はホリデーの目測を誤ったパスミスでジャンプボールになり(運良くボールを保持してFGを決めた)、10-0のランの時はイギーが変哲の無いバウンドパスを出したらパスミスになり、それでも流れが切れず16-2のランになった時はホリデーがまたパスミスと最終的にミスで波に乗り切れませんでした。これ以外にも彼らは特にチャレンジしているわけではないミスを連発。記録に残らないまでも、パスを選択せずにボールを保持し過ぎた結果時間が無くなりシュートを放ったらエアボールなどのプレーもお手の物です。

やはりジョーダンHCの采配にも疑問です。前半イギーを凌ぐ活躍をしていたカーニーを第4Q終盤まで使わず。イギーと交代しなくても、この日よくなかったグリーンに代えるなど方法はいろいろあったはずですが、波に乗っている選手を使いませんでした。また、第3Q終了までに38.3%のFGしか決められず苦しんでいた状況で、前の試合穴になりながらも使い続けたカポノを投入しないなど、采配の意図が見えてきません。

解雇の噂のあるジョーダンHCですが、チームはオフシーズンに判断するとの発表。このままチームにいる可能性は低いと思われます。

個人的な選手評:

イグダーラ:D
中学生のようなミスを繰り返す。パスミス、ファンブル、滑って転ぶなど、見ていて痛々しい。前半はファウルトラブルだったのは悔しいところ。13点3リバウンド2スティール。

ブランド:C
最近ボールを任されることが少ない。今日も数少ないながらも効果的に攻めていたのでもっとボールを呼び込みたい。11点9リバウンド。

サミー:C-
最近ショートフックがお気に入り。決まらなくてもブロックに飛ぶなど、インサイドディフェンスでもっとプレッシャーをかけたい。5点10リバウンド。

ルー:D+
最近不調。5TOとミスも多かったが好判断も多かった。10点3アシスト5TO。

ホリデー:D-
よくTOが5つに終わったという印象。シュートが好調なのだけが救いか。空気を読めないNo.1。13点4リバウンド8アシスト3スティール。

ヤング:C
ディフェンスでバランスを崩しながらもボールに食らいつくなど、やる気は見えた。12点5リバウンド3ブロック。

グリーン:D
よくも悪くも目立たず、シュートが1/5という結果だけ残した。今日はカーニーが素晴らしかった分グリーンの出場時間を抑えるべきだった。2点。

カーニー:B+
スリーは6本打って1本も入らなかったが、好ディフェンスに加えオフェンスでは往年のショーン・マリオンのようなプレー。ハイソックスを履かなかったのが功を奏したか。14点5リバウンド2ブロック。

スミス:B+
どの場面でも最後まで諦めないプレーで、特にディフェンスでチームにプラスだった。ハイポからのジャンパーの精度を上げたい。2点5リバウンド。

ミークス:N/A
この日は長めの5分のプレーだったが、ガベッジタイムのダラダラ感の中プレー。評価できない。5点。
シクサーズがジョーダンHCを解雇する準備ができたという噂が出てきました。プレーヤー次第ではシーズン終了を待たずに解雇される模様です。

ジョーダンHCは昨シーズンオフに推定4年1300万ドル(4年目はチームオプション)でシクサーズと契約。現地3月9日時点で23勝40敗と周囲の期待を裏切りカンファレンス10位の成績です。

ハーフコートオフェンスの改善を期待されたジョーダンHCですが、お世辞にもジョーダンHCのプリンストンオフェンスが機能しているとは言い難く、1試合97.7点はリーグ23位(前年97.4点、22位)、FG%は45.6%で18位(前年45.9%、10位)と改善できていませんでした。選手達が困惑しているのは明らかで、選手達の能力を活かせていませんでした。一方失点は1試合平均100.9点で17位(前年97.3点、11位)と悪化していました。

選手の起用も、ピックアッンドロールのスクリーナーにカーニーをつけるなど、一瞬の煌めきは見せますが、オフェンスが悪い状況でシューターを起用しなかったり、ディフェンスストップが必要な時にカポノを起用し続けるなど流れを読めない不可解な采配が多いのが印象です。イグダーラにエース失格の烙印を押し反論されるなど、ロッカールームの雰囲気作りにも失敗しました。

後任には昨オフシーズンに名前の上がったエイブリー・ジョンソン、ダグ・コリンズ、ジェフ・バンガンディ、地元ビラノバ大のジェイ・ライトHCなどの名前が再び上がっています。去年名前が上がったカート・ランビスは現ウルブスHCですが、現セルティックスACのトム・シボドーなどもこれから再び名前が上がることと思います。

HCが変わろうともフィリー人的には地元出身、地元大卒、シクサーズOBのアーロン・マッキーACは外して欲しくないですね笑
9日に敵地で行われたシクサーズ対ペイサーズは、グランジャーを出場停止で欠くペイサーズに96-107で敗戦。ペイサーズの4連敗を止めさせてしまいました。

前半はリードしていたものの第2Q終盤に逆転されたシクサーズは、前回のペイサーズ戦同様スモールラインナップに苦しみその後ズルズルと点差を離され敗れました。第3Q終盤に最大12点のビハインドをスミスの好ディフェンスからルーのオフェンスで流れを掴みかけますが、第4Qはカポノのディフェンスの穴を突かれ、相手を止めることができなく逆転することができずに試合終了を迎えました。

この日のシクサーズはターンオーバーが20とミスが致命的でした。ディフェンスの集中力の合間を突くペイサーズオフェンスに32のアシストを許し、自身は13個のアシストしか記録できず、オフェンスの流れがよくありませんでした。

第3Qをスミスの好ディフェンスでいい感じに終えたシクサーズだったんですが、第4Qは点を取っても取り返され、ディフェンスストップが必要な状況でしたが、ディフェンスの悪いカポノを起用し続けます。イグダーラやカーニーはその時ベンチにいたので、明確な穴を修正しなかったHCの手腕を疑います。

連敗をやっと止め勝利したかと思えばまたも敗戦したシクサーズ。来期に期待しようにも、戦術に変更が無ければ希望が見えません。


個人的な選手評:

イグダーラ:D-
シュートは入らず、ボールは手に付かずで5点5リバウンド4アシスト。イグダーラには珍しく30分のみのプレー。

ブランド:D+
わずか20分のプレーで7点3リバウンド。目立つことはなかった。

サミー:B+
第4Q苦しい時間にスコアし16点11リバウンド。ブロックも4つとディフェンスもよかった。

ルー:C-
最初の7本のFGを外し、ターンオーバーも重ねるなど前半は不調。第3Qチームがいい状態の時はオフェンスを支えた。11点6リバウンド3アシスト。

ホリデー:C
今日もシュートがよかったが、結果オーライの印象。ボールの保持時間が長くなる傾向があり、そうなるとTOを犯すか強引なシュートに行く確率が高い。21点4アシスト4TO。ポストアップも2度見せ2度ともスコアするなど、明るい話題も。

ヤング:D
チームの流れが悪くヤングの元気な動きを見ることができなかった。自身もアウトレットパスを失敗するなど5TO。8点7リバウンド。

グリーン:B-
13点4リバウンドも普段よりボールキープが多く、それがミスに繋がっていた。

スミス:B+
ファウルが多く空回り感はあるが、ハッスルプレーで流れを呼び込んだ。第3Q終盤のディフェンスはサミーの好調時にも劣らず。オープンジャンパーを確実に決めたい。6点6リバウンド2ブロック。

カーニー:C
6点3リバウンド。走れていて、シュートも入っていたので時間がもっと欲しかった。

カポノ:F
オフェンスではボールに触ることもままならず、ディフェンスではカモにされていた。0点1リバウンド1ブロック。

ミークス:N/A
またも差がついた試合の終盤のみのプレーだったが、シクサーズのプレーヤーとして初のFGになるスリーを決めた。
7日に行われたシクサーズ対ラプターズはシクサーズが114-101で勝利し連敗を5で止めました。

第1Qを24-24で終えたシクサーズ。プレーオフを諦めた感で第2Q序盤にはカーニー、カポノ、スペイツ、スミスのベンチ要因を同時起用。すると意外にもチームが崩れずに、前半終了時には55-47のリードを作ります。その後は3点差まで詰め寄られますが、最大15点のリードを作りそのまま勝利しました。

前半からFGが51.1%と好調だったシクサーズ。後半は更にペースを上げ試合を通じ55.6%の確率でシュートを決めることができました。特にスリーは9/12と高確率で決めることができたことが大きな勝因でした。

この日は早い時間から主力陣の代わりにベンチ陣を起用するなどの起用法があったシクサーズですが、一つの疑問として、なぜそのような状況でも新加入のミークスの出場が1秒もなかったのか。ドラフト時から注目していたプレーヤーならシーズンのこの時期になら試してもいいと思うのですが。ジョーダンHとイグダーラの確執も表面化し、これからチームはどうなって行くのでしょうか。


個人的な選手評:

イグダーラ;B
ジョーダンHCからエース失格の烙印を押されたイグダーラ。全てのカテゴリーでハイレベルだが、チームを引っ張るという点では疑問符の付くという評判は知れ渡っていますが、彼はチャンスが無いだけでその実力はあると考えている模様。この日は16点6リバウンド10アシスト3ブロックといつものオールラウンドな活躍。その中に彼の意地、強引さが垣間見えました。しかし、シュートが上手くなくドライブで相手を抜くことも得意でないので、やはり第2エースとしての起用が適しているか。

ヤング:A
キャリアハイの32点5リバウンド4スティール。この日はコート上で走り回ることができていたのが結果に繋がった。マイナス点を挙げるとすればバルニャーニのポストプレーに押し込まれていたこと。

ブランド:C+
12点9リバウンド。出だしは苦労したが、フェイドアウェイなどで活躍。

ホリデー:B+
今季一番のゲーム。ディフェンスでは相手が持っているボールをよく触り、1対1で負けなかった。状況判断とターンオーバーが4つあったのはマイナスだが、今日は珍しくマイナスよりもプラスが大きかった。21点7リバウンド6アシスト2ブロック。

ルー:C-
前半はミスも目立ち、1対1でデローザンを抑えられなく不調。後半はやや復調し12点5リバウンド5アシスト。

サミー:D+
規律上の問題からスタメンを外され、わずか13分のプレー。8点3リバウンド。ハイポからドライブしてレイアップを決めた。

グリーン:D+
第2QにはPGを務めた。しかし今日は全体的にインパクトを残せず。5点2リバウンド。

スミス:B-
結果に繋がらなくとも彼のハッスルプレーは役立つ時が必ず来る。力強いプレーでスリーポイントプレーも。5点3TO。

カポノ:D
ディフェンスは悪くはなかった。オフェンスではシュートを決められず。0点1ブロック。

カーニー:C-
3点1スティール。速攻でダブルドリブルを犯し、ボールを持つ事に慣れていないことを露呈。

スペイツ:N/A
右膝を故障しわずか3分でコートを去った。チームのマイナス要素だったのでしばらく休養すべきか。
5日に行われたシクサーズ対セルティックスは、シクサーズがまたも後半に息切れし86-96で敗れました。

前半はファウルを多くとられるものの相手のターンオーバーを誘発し43-46で折り返したシクサーズ。しかし第3Q中盤にロンドがピックアンドロールから得点を重ねると流れはセルティックスへと渡り、最大11点差をつけられてしまいます。第3Q終わりから第4Q序盤にかけての約5分FGが無かったシクサーズはその後5点差まで詰め寄るのがやっと。ホームの観客の前で39敗目(21勝)を喫しました。

この日のシクサーズは、第3Qにロンドを止められなかったのも敗因の一つですが、FTをシーズン平均の約半分の12本しか獲得できず(成功8本、セルツは22/27)、前半7-12と優位に立っていたターンオーバーが後半は8-5と後半ステップアップできず、後半に気から尽きました。

5連敗で39敗となったシクサーズは、東のプレーオフ当確ラインを41勝とした場合あと2敗しかできません。オールスター後は2勝7敗。もはやプレーオフ進出は現実的ではありませんね。


個人的な選手評:

イグダーラ:C+
前半は表情が明るく調子がいいように見えたがファウルトラブルに陥り波に乗れなかった。14点3リバウンド9アシスト。

ブランド:D+
故障から復帰し17点4リバウンド2ブロック。しかしKG相手に苦労した。更に、KGのスクリーンからドライブしてきたロンドへのディフェンスは役立たずだった。疲労か、後半わずか3得点。

サミー:C-
8点8リバウンド。4つのオフェンスリバウンドで貢献したが、ディフェンスリバウンドをもう少し取りたい。

ルー:B+
オフェンスではほぼ満点。22点3リバウンド3アシスト。ロンドとの1対1で1回も破られなかったが、スクリーンに対してのディフェンスに課題を残した。

ホリデー:D
1Qはアレンにマッチアップしていたがヘルプディフェンスに気を取られ距離を取り過ぎスリーも決められるも、ルーのアドバイスで改善。しかしオフェンスでは独りよがりのプレーが多く流れを悪くしているのが残念。

グリーン:C
7点2アシスト。ディフェンスではそれなりに貢献できていた。

ヤング:D
ラシードやKGのミスマッチに苦戦。もっとスピードで崩したかった。5点3リバウンド3スティール。

カーニー:C+
2点2リバウンドだが、いいディフェンスを披露していた。

スペイツ:D
4点2リバウンド。彼がジャンパーを打つ時はリバウンダーがいない。チームは改善すべき。

スミス:C+
0点1リバウンドも、ハッスルプレーでチームに活。空回り感があるのはまだ彼が未熟な証拠だが、エバンスのように起爆剤として必要な存在。
3日にアトランタで行われたシクサーズ対ホークスは、じわじわと点差を離されシクサーズは93-112で敗戦しました。

試合開始直後からボールが手についていなかった両チーム。お互いミスの連発で試合開始2分はお互いスコアレス。シクサーズはそのミスの多さを試合終了まで引きずり、主導権を得ることができなく敗れました。

敗因は、ミスの多さに加え、ディフェンスがルーズだったことでしょう。と言うのは、ホークスオフェンスに度々簡単にゴール下にパスを通されてしまっていました(=相手オフェンスの位置が把握できていない)。結果、ペイント内で56失点(シクサーズは38得点)。逆にシクサーズのパスはプレッシャーの強いホークスディフェンスに触られ、なかなかリズムを掴めませんでした。オフェンスリバウンドがシクサーズの6に対しホークスは13と、多くのセカンドチャンスを与えてしまったのも大打撃でした。

これでシクサーズは4連敗。次はホームでセルティックス戦です。今シーズン接戦で勝っているので、いい試合をしてくれることを望みます。


個人的な選手評:

イグダーラ:F
ボールを持てばターンオーバーメイカーになり、6TO。TOにならなくても、レシーバーが取るのに苦しみ次のプレーに繋がらないパスを繰り返した。11点5リバウンド7アシスト。

ヤング:D
ヤングもボールが手についていなかった。判断ミスも多かった。9点3リバウンド6TO。

サミー:B-
10点10リバウンド1スティール2ブロック。サミーにしては器用なプレーも見せ、成長している。

ホリデー:D+
間の悪さは相変わらず。彼のプレーは彼自身がシュートを決める意外プラスのプレーにならない。4点3アシスト2TO。

ルー:A-
第3Q終了間際にハーフコートからスリーを打つまでシュートをノーミスと、地元で大活躍。キャリアハイに1点及ばず30点3リバウンド3アシスト3スティール1ブロック2TO。しかし、結果的にルーの出場時間中チームは-24点だったことと、ダブルチームされた時の経験値不足を予定。

グリーン:B+
シュートが好調で17点3リバウンド2アシスト。しかしディフェンスでは若干苦労した。

スペイツ:D-
1点1リバウンド。リバウンドの意識を高めるべき。第3Qに2連続でオフェンスファウルを奪ったのはよかった。

スミス:B
6点3リバウンド2ブロック。気合いがやや空回りしている感もあったが、ハートがあるのでもっとプレーしてほしい。

カーニー:C
5点3リバウンド3アシスト。いいディフェンスも見せていたが、やや元気が無かった。