コミュニケーション侍の杉浦です。今日はお正月の信長と秀吉の逸話を紹介しましょう。新年の挨拶にきた諸将達との正月を祝う席で、信長の前に運ばれてきたお膳に、あろうことか箸が一本しか置かれていなかったことに腹を立てた信長を見た家臣達は凍りつきます。そこへ、末席から秀吉が出て、一瞬でその場の空気を和らげます。「これはめでたいこと。片箸でお膳を平らげる、即ち片っ端から諸国を平らげるということを示しているのでございましょう。」信長は機嫌を直し、一気に和やかな正月の祝いの席になったといいます。諸将は深く秀吉に感謝したと言われています。秀吉ならではの逸話ですね。
