まず、文章の題名を書きます。題名は二行目に、上を三~四マス程度あけて書きます。名前は、題名の次の行に、マスを下一字分残して書きます。
本文は、名前から一字あけ、一字下げて書き始めます。各段落の初めも一字下げます。ただし、句読点が行頭にくる場合は、前の行の一番下のマス内に文字とともに入れるか、欄外に書き添えます。会話文の終わりの。」は一マスに入れます。外国の原文を引用する場合は、一マスに二字かいてもかまいません。「……」や「―」は二マス使います。
会話文の場合は、次のように改行して「」でくくると読みやすくなります。
「(SummerConcertと書いてあるチケットを見せながら)あす行きませんか。」
「ほんと、うれしい。いっしょに行くわ。」
また、他人の文章を引用する場合は、
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい(夏目漱石『草枕』)
このように全体を二マス分下げて書き、出典を必ず明記します。
箇条書きの場合は一字下げて、
(1) 重要なことだけを取り出して書く。
(2)一つの条項の中では、一つの内容だけを述べる。(3)各条項に番号や記号をつける。
などに注意して書きます。