井上園子&松尾嘉代さんとともに
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パパと呼ばないで(第15話その1)

松尾嘉代さんは今どうしておられるのかなと思いつつ、まとめを続けています🐧今回は、第15話(→とんだ人助け)についてです。右京の「(園子以外との)恋愛シリーズ❓のラストになります。この後も、第20・28話の早苗など怪しいケースはありますが(笑😊)今回も右京の失恋に終わりますが、第8話とは少し違う形です。ただ、勘違い(早とちり?)は相変わらず。脚本は、向田邦子さん。第11話ほどではないですが、向田さんらしさは感じられます😸「母親のいない女の子」と「父親のいない男の子(=秋夫)」の設定が秀逸で、お互いの気持ちも上手く描かれています❗(ラストシーンは、右京と千春の関係とくに千春の気持ちをよく示しています👏)右京の相手となる(=羽山みち子役)の真屋順子さんは、1980年代前半に萩本欽一さんの番組(=「欽どこ」)の母親役として人気を集めました。先年、闘病の末亡くなられましたが…😔羽山のところで働く女性役の楠トシエさん(かつて、TVでもよく拝見しました。ご健在なのでしょうか❓)も懐かしいです。治子の邪魔が入らないので、安心して見られる回でもあります(園子さんの出番はやや少なめですが…🍵)園子が布団を敷くシーンで和子の「ちゃんちゃんこ姿」が見られますが、有吉さんよく似合っていてかわいいです💕では、いつも同様ストーリーに沿って簡単に見ていきます(=幼稚園などでの秋夫と千春及び秋夫とみち子の話は省略します🙇)冒頭の内田の奥さんからのプレゼントの手袋は、第19話にもでてきます(もし覚えておられたら、注目してください/当時、はやっていたのでしょうか❓)右京は、すぐ頭にきて熱くなるのですが(=園子は、よくわかっています)、その一方で「美しい人」には弱いです。みち子に会って、態度が一変する場面はすごくおもしろい🤣「後家」と「未亡人」の違いの論争、右京がこだわる通り確かに語感に違いはありますが、そもそも「後家」も「未亡人」も、言葉自体自分は変な言葉だと思います❗「下心」もあって、右京は秋夫に大サービス(→遊園地/食事/大相撲=高見山[のちの東関親方]が懐かしいです/けっこう好きな力士でした=自分は、今の相撲よりこの頃の相撲の方が好きです💚)しますが、これでは内田でなくても心配になります😔たしかに、右京=みち子のパターンはありうるとは思いますが、右京は相手の気持ちをしっかり確かめずにすすんでいく傾向もあります(そのくせ、園子の気持ちにはなかなか気づかないのですが…/自分が「子持ち」だから遠慮しているだけでないはず🐧)みち子の真意は、少し謎です❓右京が年齢の若いことは気にしているようですが、一方で右京と「別れた」後のシーンでは、気があったようにも描かれています(=関係が親密になりすぎないうちに自ら身をひいたともとれます/深読みしすぎかもしれませんが…)このあたりは、向田さんが視聴者に考えさせようとされたところなのでしょうか😊皆さんはどう思われますか右京と秋夫との焼き鳥屋でのシーンは、けっこう好きです(焼き鳥屋の主人のような無名の?脇役の役者さん、自分は大好きです/しぶい+ストーリーと雰囲気を邪魔しない❗)井上家の人々とご機嫌の右京とのシーン。詳しくは次回に述べますが、精太郎は気づいていますし(最初は「いい話では?」と言っているので、まだ「右京=園子」は、真剣には考えていないようです)、園子・和子は口ではともかく、おもしろくない気持ちであることをうまく表現されています😔千春はママの夢を見て、秋夫は右京ではなく怪獣の夢を見ているのが、おもしろいです(→吹き出してしまいました🤣)井上家での「家族会議」について、右京は会社で「行き遅れている人(=園子)の縁談の話」とか失礼なことを言っていますし、課長に「しつこいな君は」と言うシーンも笑えます😁「家族会議」と園子については次回に触れますが、精太郎・時枝・内田の右京への説得は、結局ドラマでも言っているとおり「やぶ蛇」になります。ただ、「大きな傷」にならないうちにはっきりさせたと言う意味では、結果的には良かったのかもしれません。みち子との「別れ」のシーンは、石立さんの真骨頂のひとつシリアスな演技もすばらしいです👏先に書いたとおり、自分にはみち子の真意が右京には伝わってはいなかった気もするのですが…🍵ラストシーンについては最初に書いたとおりですが、千春は右京の気持ちがわかっていますし、「右京への強い思い」を持っていることもよくわかります🐿️皆さんはどう思われますか❓では、次回はこの回の園子さんについてです。出演シーンはそれほど多くないですが、見所はいっぱいです😁日曜日にはアップできる予定です💙

パパと呼ばないで(第14話その2/園子について)

京都は、かなり過ごしやすくなってきました🎐DVDを見るのも、少し楽です😊では第14話の園子さんについて。「意地っ張り」が災いしますが、ラストは一応「めでたいめでたし」でしょうか❓園子がもっと素直なら、「パパと呼ばないで」はどういう展開になっていたかと思います(→ただ、そうだとドラマとしてはすぐに終わってしまったかもしれませんが…🐧)松尾さんの演技は、今回もドラマを引き締めるすばらしい演技です👏(松尾さんに、出演中に感じておられたことを確認できればベストなのでしょうけれど、そういう訳にはいかないので…/中盤の治子との言い合いのシーンを見ると、おふたりのすばらしい演技力がよくわかります😊)松尾さん、赤のカーデガンも終盤の黄色の服も、すごくよく似合っています。冒頭の食卓のシーンは、いつも通りさりげなくてすばらしいです(→ご飯をよそう仕草など/「決まった時間にする家事は苦手」とおっしゃっていたようですが、とてもそうは思えません💙)和子(→有吉ひとみさん/キュートです💕当時はよく活躍されていました。けっこう「ファン」でした❗)が「お父さんも(旅行に)行ってくれると…」と言ったときの園子の表情がおもしろいです🤣(=同感であることを示しています/松尾さんがたまにされる表情です❗)千春の洗濯物を巡る和子との口げんかからは、お互いが牽制しあっていることがよくわかります。園子の「チーちゃんのことは私がやる」「(右京のパンツが紛れ込んでいたことに対して)紛れ込んでた。へ~」「そこまで右京さんのことやってやんの」「ちっとも知らなかった」「チーちゃんのはだし」「どうぞごゆっくり」、園子の気持ちがよく表れています(下線部の台詞の言い方、江戸弁?+松尾さんらしい特徴がよく出ています❗)台詞回しとともに、表情にも注目してください(→似た表情は2時間ドラマなどでも見た気がします🐿️)イカを巡るいざこざについては、普通に考えると園子が「右京が好きなので注文した」とみるべきでしょうが、自分には治子が自分が料理することを前提に勝手にしたこと(=「陰謀」)に思えてしまいました😠それぐらいのことは、治子ならやりそうなので。最初に書いたとおり、治子との口論は見所❗ぜひ御覧ください。テンポもよく、台詞と表情がぴったりマッチしています。「行かず後家」「売れ残る」「出戻り」などの今ならNGワードも炸裂!ただ、このシーンは、園子でなくても(=右京に関心がなくても)「あつかましい」と感じるはず😡下心見え見えの上に失礼。園子が怒るのは当たり前です❗翌朝、「ストライキ」中の園子が、「うるさいわねぇ。ご飯が食べたけりゃ治子さんに頼めばいいでしょ」と右京に言うのも、気持ちはよくわかります。右京にすれば、とんだ「とばっちり」ですが😔言い方も、松尾さんらしく迫力満点です😊千春の家出を右京の会社へ電話するシーン。結局、和子がしゃべって切ってしまいますが、横で園子が電話を替わろうとする仕草がかわいいです💕(こういうところもしっかりと演技されている松尾さんも見て頂けたら…❗)千春を捜していて、「魚敏」の前で右京と会うのですが、ここでもあつかましい治子(=園子に「自分の替わりに店番して」と言う)に対して、「何言ってんのよ。そんな暇があるもんですか」と言い捨てて右京とともに千春を捜しに行くシーンはスカッとしました😁千春が戻ってきたときの園子の表情も、見ていて「ほっこり」します。精太郎・時枝・右京と4人で、時枝の留守中の話をする場面は、名優揃いなのでとても自然で見やすいです❗園子が、「お父さんがねぇ」という時の表情に注目してください。その後の『はち切れんばかりの笑顔』は、すごく魅力的💓(→他の作品での松尾さんの演技では、こういう状況はあまり多くないので)右京も、きっと心が和んだはずです🐹終盤の右京の「クウェート行きを祝う」シーンでは、園子の表情にメリハリがあってすばらしいかと👏①右京の「出世」を祝う(→うれしそう)⇒②右京がクウェート行きを取りやめたことがわかる(→驚く→[事情を知らないので]「やめたんですって」「憎たらしいわねぇ」)⇒③内田が来て真相がわかる(→何ともいえない表情)🍵ぜひ、見比べて頂ければと。では次回は第15話についてです。木曜日にはアップする予定です💚

パパと呼ばないで(第14話その1)

暑さも少しましになるとのことですが…期待はせずに😔能登も心配😟松尾さんはどのようにお過ごしかなと思ったりしながら、日々を送っています🐧今回は、第14話(→パパ出世してね)について。時枝の慰安旅行のエピソードを交えながら、右京の出世(=クウェート[→湾岸戦争で認知度がぐっとあがりました]への海外派遣)と千春を手元に置いて育てることの両立の難しさが描かれます🐧右京の「男気(=自分の出世より、内田のことを考えてクウェート行きを譲る)」も描かれて、千春と右京の絆もますます強まり、井上家の人々の信頼も集めることになります❗一方、治子のいやらしさ・厚かましさは、今回と第17・19話あたりがピーク😠(脚本の構成上も、19・20話あたりで折り返し点となるので、そのあたりでいやらしさも少しソフトな方へ「方向転換」ということなのかも。治子の設定は理解できるとしても、あまりに酷い気も😠視聴者の声もあったのかもしれません🤗)いくら下町でも、勝手に他人の家に上がり込んで、ご飯を作って一緒に食べるというのは行き過ぎでは。いつも通り、極めて不快です😠ただ、帰宅した右京が精太郎に「あの人苦手」というシーンは、溜飲が下がります😁では、ストーリに沿って簡単に見ていきます(園子さんの出演シーンについては、いつも同様次回に🙂)冒頭、お餅を食べようとする昇を千春が手のひらをたたいて静止するシーンがおもしろいです🤣警官役の大泉滉さん、とてもなつかしい🐧千春と右京の姓の違いについては、この後しばらくキーワードとなります🐸昇(→小林文彦さん/いつも好演です)のいい加減な答(「(苗字が違うのは)いつでもパパをやめられるように」)が、今回の騒動の伏線に❗慰安旅行に行く時枝が、家のことを右京に頼むのも、よく考えるとおかしい気が(笑)「魚敏」の前での治子と千春の会話にも注目🍵千春は、治子を「おばちゃん」と呼びます。一方、治子も「園子おばちゃん」と言いますし、「パパによろしく!」は忘れません(詳しくはふれませんが…😔)それにしても、富士さんはイヤミな演技が上手いです。治子と井上家に帰宅した園子とのやりとりについては次回に述べますが、ここでも治子は不快感全開/暴言も連発😠(「(右京・千春と)ひとつの家族みたいでぴったりに見えない→100%見えません❗)園子の帰宅時の音楽🎵は、精太郎・右京が「不吉な予感」と感じていることがよく伝わってきます👏クウェートへ行く間、井上家に千春を預ける話に右京が悩むのは当然で、精太郎は「下地をつくる」と言いますが、実際には失敗❗(「井上千春になるか?」は、冒頭の展開からして千春が『右京がパパをやめる』と思うのは当然です/千春に言うのは、園子か時枝にでも任せた方がよかったのでは❓)二人の居酒屋?での会話のシーンで、ラストに精太郎が右京に「あんたのおごりだろ」と言うタイミングが抜群です😊翌朝の園子・和子の「ストライキ」(=なぜかふたりは逆さまに寝ています)はおもしろく🤣、一方で千春のかいがいしさには、ほのぼのします🐻‍❄️ところで、若い方には「さるまた」はわかるのでしょうか❓自分はわかりますが(笑/多分、はいたことないと思います🐧)『昇の病気に対して治子がしゃしゃり出るシーン』は、話の展開上必要ない気がします(治子が「はた迷惑」な存在であるということを伝えようという意図なのでしょうけれども、少しくどすぎるかと/千春を捜す園子に「店番」を頼むシーンも、厚かましさを伝えるためにしても、これも必要なのかと😠)精太郎と内田・右京の話を聞いて(→千春が「出世」の意味を昇に聞くシーンが入っていることからも、脚本が細かなところまで考えて書かれていることがわかります❗)、右京が「偉く」なるために自分がどこかへ行くことに決めたとき、千春が銚子へ向かおうとする理由は、第12話を見ているとよくわかります💜時枝が駅で千春と遭遇するのはあまりに出来すぎですが、これはドラマなのでOKかと😁ただ、井上家に千春が見つかったことを知らせるのが、なぜまた治子なのかと(ここでも、少し脚本に異議があります。せっかくのすばらしいシーンなのに話が壊れてしまいますそこまでして、治子を出す必要があるのか?出演シーンが不必要に多いような😩自分には疑問です😠😠脚本家の方の真意はわかりませんが…)ラスト前の会社での右京と課長とのシーンと井上家のシーンは、もちろん最大の見所❗右京が他人に好かれる理由がよくわかります💖内田のため、そして千春のためにクウェート行きを断われるのが、「安武右京」なんですね❗すごいです👏(→内田も結局はクウェートへ行かなかったのか、その後も江守徹さんは引き続き出演されてしているのが嬉しいです🐧)さらにラストの右京と千春の会話を聞くと、ほんとにほっとします💓では、次回はこの回の園子さんについてです。通例通り❓、火曜日にはアップする予定です💙

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