手術まで1日1日、ああもうすぐ手術…と思っていたわりに


手術前夜も個室に設置されているテレビのTVerでVIVANTを見たりして


そこまで緊張する事なく

眠りにつき


翌朝もテレビを見ながら過ごす。


母が10時前に到着

手術は13時半予定なのに

手術着への着替えが10時で

早すぎじゃない?と悠長にしていると

看護師さんが10時に来て

点滴します、と言われ

慌てて着替える。

着圧ソックスもはく。


左手の甲に点滴。


だから手術着早く着替えないと行けなかったんだ、と反省。


それからまったりベッドの上で過ごし

母とTVerで十人十色などを見て過ごし

たいして緊張もなく。


4番目だと前の人の手術時間によっては

13時半と言われても

何時に呼ばれるか分からないなーと。


髪型は2つ結びにする、とあり

右手に点滴がついていたので

久しぶりに母に髪を結んでもらう。


どうせぐちゃぐちゃになるし

適当で良いのに

母は何度も櫛で丁寧に髪をといて

私をおさげの髪型に

してくれた。


お腹もすくし

13時過ぎて、いつ呼ばれるのかな、

この待ち時間って嫌だなーという

落ち着かない感じでいた頃


13時15分

〇〇さーん、行きましょうか。

と看護師さんが部屋に来る。


キャップ被ってくださいね。

あ、キャップ!

鏡、、ない。

まあ、いっか。。


と慌てて鏡もみず、適当に急いでかぶり

自分で点滴のスタンドを引きずり

看護師さんと母と3人で歩いて向かう。


フロアに手術室に向かうエレベーターがあり、その入り口の更に奥にまた自動扉があり、母がギリギリまでついてきて


大丈夫だからね!

と私を撫でて

母の不安を見せないように

笑顔で私の背中をなでて


エレベーターのドアが閉まった時


いくつになっても

親は子供の事が心配だよね、


母もしたことのない手術を

私が経験してしまったな、

心配かけちゃったな、

という思いでエレベーターに乗る。


5階から2階はあっという間で

着くとすぐ

受付のようなカウンターがあって


男女5名くらいの看護師さんがおられ

名前の確認をして

履いていたスリッパを履き替え

手術室行きましょう、


大丈夫ですよ

頑張って、


みたいな優しい声がけをしてもらった記憶。

手術室へ向かうまで

メガネをしていないので


視覚がぼやけていると

なんとなく記憶も曖昧。


いざ、手術室へ