こんにちは!

masaです!

今日は京都でアレクサンダー・テクニークのレッスンを受けてきました。

アレクサンダー・テクニークとは、心身の余計な緊張をやめていくメソッドで、僕は吃音(どもり)改善のために続けています。

アレクサンダー・テクニーク自体は、東京で6年くらい前から受けていましたが、去年の夏くらいから京都に場所を移し、ルカス・ロレンツィというドイツ人の方のレッスンを受けています。
今日は、ルカス先生の師匠のイフダ・クーパーマンというイスラエル人の方が来日しているということで、その先生のレッスンを受けました。

心身の緊張をやめるといっても、なかなか自分一人ではできません。
なので、先生の手を借りて(首元に触れてもらうなど)、余計な緊張をやめるサポートをしてもらいます。
それをハンズオンといいます。

僕は、自分と同じように吃音を持っている方にもアレクサンダー・テクニークを伝えたいと思い、講師になるためのレッスンを受けています。
なので、イフダ先生にハンズオンしてもらって感覚をつかんだ後、僕がイフダ先生にハンズオンをする、という練習をしました。

当たり前だと言われそうですが、頭や首は非常に大切な場所です。
首や肩周りの筋肉が緊張していると、その緊張が全身に及びます。
顔や胸や背中や腰、そしてつま先に至るまでの全身に緊張が繋がっていきます。
(そういった全身の緊張が吃音(どもり)の原因だと僕は考えています。)

イフダ先生にハンズオンをするとき、僕はイフダ先生を将来の生徒・クライアント(吃音で悩んでいる方)に見立てそのようにイメージしながら触れました。

ハンズオンの後、イフダ先生からこう聞かれました。

「あなたは何を考えながらハンズオンしたのかい?」

僕は、

「吃音で悩む生徒の緊張をなくしたい」

と答えました。

そう言うと、先生は、

「生徒のことを変えようと思わなくていい。

あなたは雲だ。

ハンズオンする手は雨であり、

その雨が生徒を成長させていく」

と言いました。

元は英語でのやり取りなので、ニュアンスを正確に伝えられませんが、

「人為的に変える」

のではなく、

「自然のエネルギーに気付くきっかけを与える」

のがハンズオンだ、

ということを伝えたかったのだと思います。

人間は社会的な動物なので、
生まれた時代や国や家庭などの文化、風習に大きく影響を受けます。

いまの日本だと、分かりやすい例で言えば、小学校での体育で『前習え』を教えられ、背筋を伸ばし、胸を張った姿勢が、いわゆる

「いい姿勢」

のような教えられ方をします。

あるいは、猫背=背中が曲がっている、背中が曲がっている=悪い、といったイメージも一般的だと思います。

事実として、背骨はカーブしています。

それが
「自然」
なのです。

しかし、世間としては、
「背筋が伸びていること=いいこと」が
「普通」
なのです。

「自然」と「普通」は
似ているようで全く異なります。

アレクサンダー・テクニークは再教育ともいいますが、
今まで学校や社会で教わった「普通」をやめて、
「自然」に気付いていくサポートをするのがアレクサンダー・テクニークの講師であり、
講師のハンズオンであるのだと思いました。