さて、先日 カルテ開示申請をして来たのでその話を少し。
ずーっとカルテ開示申請をしたいと思っていた。
だって娘の大事な成長記録だもの。
で、私が娘の世界に行くときに持って行くの。
でも実際に申請しに行くまでに3年以上も時間を要した。
申請するには戸籍抄本?謄本?が必要。
それを役所に取りに行くのに、まず2年半かかり…。
やっと取ったから病院に申請に行こうとはしたが、どうやっても足が向かない…。
どんどん月日は経過…
今年の初めに声帯炎で全く声が出なくなり、個人病院から紹介状で千鶴の病院へ行くことになった。(今でも全快には遠く…)
もちろん、複数の病院の選択肢はあったけど、距離的には千鶴の病院が行きやすいし、それに何故か『うん、大丈夫!行ける』っていう感じがした。
まぁ実際に行ってみると心臓はバクバク、涙は止まらない…で、怪しいおばちゃんそのものだったけど…(この時のことはまた別の機会に)
そんでもって通院すること3回。
最後の日にようやく事務手続きしてきました。
不思議な感覚。
自分が手続きしてる感じじゃなかったなぁ。
なんていうか、俯瞰的に見えてる感じ。
千鶴の名前、生年月日を書くのもすんなり書けた。
申請理由。『訴訟の為』『他院での治療のため』『その他』の三択。
もちろん その他。
でその後に書く、具体的に…の欄。
ここでペンは止まる。
でもね、涙が出てくる止まり方じゃないの。
なんていうか…なんて書けばいいのかわからなくて…。
色々頭では考えてたと思うけど、1ミリも手は動かず、1分ぐらい静止してたかな。
動かない途中、そんな自分をまた俯瞰的に見て笑えて来ちゃうぐらい、なんだか変な感覚だった。
書いた内容は『生存した証を保存する為』。
誰かに書かされたのかと思うほど、自分の字じゃなかった。
なんだか笑えちゃうでしょ。
事務のお姉さんもよく辛抱強く黙って待っててくれたわ、ありがとう。
肝心の戸籍抄本は、本来は期限切れだけど、上に掛け合ってくれて 今回は特別 って事で受理してくれました。これまたありがとう。
不思議な不思議な体験でした。
あっちなみに千鶴の病院での費用は、基本開示料 ¥3000、コピー代¥20/枚。画像DVDはコピーしてもらうのみ(閲覧のみは不可)で¥2500でした。
産婦人科、小児科、心臓外科での閲覧をお願いして連絡が来るのを待ちます。(耳鼻科と眼科はやめといた)
さて、連絡後どんな心境になるのかなぁ…