かつて不名誉なラジー賞を獲ってしまった
マドンナ主演×元夫のガイ・リッチー監督の
『swept away』を鑑賞。

$masadogのヒトリゴト

リッチで高慢なマダム、アンバー。
ある日ボートの事故で、
世話係の船乗りジュゼッペと共に、
無人島に漂着する。
金も権力も通用しない中で立場は逆転、
彼女はかつてない屈辱を受ける。
だが、やがて身分も年齢も超えた
真実の愛が生まれ…。





どれどれ、どんな酷い内容なの?と
興味本位で観始めたけど、
けっこうグイグイ引き込まれちゃって
結局ラストまで夢中になってしまった…w
「流されて…」ていう映画のリメイク版だそう。

何といってもマドンナの
腸が煮えたぎるほどにムカつかせる
超イヤーーーーーなマダムっぷりが
板についていて演技にみえないほどの
ハマりように目が離せなくなりますw

それが無人島に流されてからの
服従っぷりのギャップが面白い!
蹴られるわ張り倒されるわ
やりたい放題のワガママ女から一転、
やられ放題の奴隷と化していく様が
まあ観ていて痛快そのもの。

当時妻だったマドンナに
ここまでやらせたガイ・リッチー。
本当に愛されていたんでしょうねぇ…

$masadogのヒトリゴト

$masadogのヒトリゴト

$masadogのヒトリゴト

でも結局は愛し合ってしまう二人。
極限状態での究極の愛って感じです。
そんなところも含めて、
色々な意味で楽しんで観れちゃいましたw

それにしてもギリシャの海が
本当に澄んでいて綺麗だった。

いつか行ってみたいなぁ…。




実在のモデル、ワリス・ディリーの
自伝を元に映画化した『デザートフラワー』

$masadogのヒトリゴト

観る前はトップモデルになるまでの
サクセスストーリー的な感じかと思いきや、
ワリスという一人の女性の人生を通して
浮かび上がってくる社会的問題が
物語の核に色濃く描かれていて、
考えさせられる作品でした。




女子割礼(Female Genital Mutilation、略称FGM)
というものがあることをこの映画で初めて知り、
とてつもない衝撃を受けました。

アフリカを中心に行われる風習で、
主な理由は結婚までの純潔・処女性を
保たせるためという習わしからだそうですが、
割礼が原因で出血多量や感染症を起こし
死亡してしまうケースも多いようです。

その被害者の一人である、
当時トップモデルまで上り詰めていた
ワリスが雑誌『Marie claire』で
その衝撃の事実を告白し、
広く世に知られるようになったそうです。
彼女は本当に勇気ある女性だと思います。

この作品ではその告白に至るまでの
割礼によってできた心と体の傷に
悩み、悲しみ、苦しむ姿が
少女期の思い出と交差しながら描かれています。
本当に想像を絶する苦悩が伝わってきます。

$masadogのヒトリゴト

$masadogのヒトリゴト

$masadogのヒトリゴト




今でも世界中で、
一日に約6000人もの少女たちが
女子割礼を受けているそうです。

そんな残酷で恐ろしい事実について
深く考えさせられる一本です。

「愛のむき出し」「ヒミズ」で
お馴染みの園子温の『恋の罪』
観てしまいました…

$masadogのヒトリゴト



“東電OL殺人事件”をモチーフにした作品は
過去に桐野夏生の「グロテスク」を読み
なかなか強烈な読後感を受けたけれど、
この映画は生身の人間が体現する
映像作品ということもあって、
さらに強烈なパンチを喰らわされましたw

でも園監督の『愛のむき出し』等と同じく
それがもう快感というか、
強烈さが突き抜けていて
気持ちよささえ感じさせてしまう感じ…

難しい能書きなんていい、
ただただ休む間もない程
スリリングでひたすら過激な
圧倒的タブーの世界を見せてやるよ!
振り落とされずついて来れる奴だけこい!
って言われてる気がするw


そして何より凄いのは、
それを120%全力投球で挑む
主演女優たちの熱演っぷり。
本作は、水野美紀×神楽坂恵×冨樫真の
トリプル主演ということになっているけれど、
神楽坂恵×冨樫真の怪演っぷりが強烈過ぎて
役のタイプのせいもあるけれど、
一番有名な水野美紀が完全に霞んでしまっているw
神楽坂恵×冨樫真はもうトラウマ級w
そんなことまでしちゃうの?!って
本気で心配してしまうくらい…

masadogのヒトリゴト
masadogのヒトリゴト
masadogのヒトリゴト


正直この二人の女優さんのこと
全然知らなかったけど、
(神楽坂恵は監督の婚約者であり常連女優なのね)
今後の活躍に大いに期待してしまう。



もうお腹いっぱいですって言っても
大盛りのデザートがついて来る位
監督の自己満も兼ねたフルコースを
味わえてしまう濃ゆい一本。