誰だって良い気分でいたい。
そう思った時に、まず人が取り組みがちなのがポジティブに考えたり、前向きになること。
これはとっかかりとしては悪くない。

だけど、ポジティブに考えることには限界がある。
人間の思考は毎日4万〜6万回行うと言われ、その8割が無意識に行われる。
つまり、意識的に2割ポジティブにしても8割がネガティブなら意味がない。
また、感情的に落ちていて、そもそもポジティブに考えられないことも多い。

だから、むしろ僕が大事にしているのは、ポジティブな習慣を作ること。
習慣というのは、繰り返すことで半ば無意識化された行動のこと。
この習慣がポジティブなら、放っておいてもポジティブになっちゃう。
つまり、無意識の8割の方を変えるということ。

例えば、僕は睡眠時間が6時間以下の時が続くとイライラしたりネガティブになりやすいことが分かっている。
だから、6時間以上の睡眠をできるだけ確保しようとしている。


あるいは定期的に心拍数を上げる運動をすることで幸福感が上がるという調査結果もある。


筋トレは男性ホルモンのテストステロンを増大し、ポジティブになりやすくなると言われている。


瞑想がストレスを解消し、幸福感を上げるというのは、一流の人の間ではもはや常識だろう。


感謝の習慣を持つ人は持たない人より幸福感が高いことも分かっている。

こうしたポジティブな習慣はたくさんある。
一流の人が自分の習慣について書いた本もある。
そうしたものを一つ一つ身につけることで、勝手にポジティブになったり、勝手に成果が上がってしまう仕組みを作る。
ポジティブになろうと意識的に頑張るよりは、こっちの方が楽だし効果的だと思います。