mas-carasのブログ

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いつものアレ」 とは、手作り市やハンドメイドイベントにおいて『どの辺までを作ったと認めるか?』あるいは『どの辺まで参加OKで、どの辺からはNGか?』みたいな話のことを指します。


いい機会なので、実際に面識のある手作り作家さんに聞いてみました。


ちょうどよい見本があったので持参して、比較・見てもらい・ご意見を聞いてきました。


A 私が生地屋さんで生地を買って、自宅で縫ったトートバッグ(丸出し)

B アートイベントで購入した、某作家さんがデザインし&外注製作したトートバッグ(袋入り)


Aは外部の人がデザインした布を私が縫ったもの

Bは某作家さんがデザインした布を外部の業者が縫ったもの


大きさや仕様はほぼ同一です(というか、今回は私がBに合わせて制作)


ちなみに販売価格は


A 2800円

B 1300円


原価内容は


A 材料原価 700円  製作時間 3時間 (時給700円ベース)

B 推定製作費 800円 (50点発注 カラー印刷)



質問内容は簡単です。


「A…これは私がいつも作って売っているトートバッグですが、今度からこちらBを100枚くらいテーブルの上に置いて販売するのって、アリですかね?」


私は手作り市やハンドメイドイベントにほとんど参加しないのですが、もちろん設問の条件として「手作り市やハンドメイドイベントで認められるか?」もしくは「そのような参加者を貴方は容認できるか?」というものです。


やはり、ほとんどの作家さんが「それはダメでしょ」という回答でした。


・だって、作ってないものは手作り品じゃないでしょ?


・明らかな物量差がある場合、主催者が認めないのでは?


理由はほぼ同じで

「参加条件が本人の製作を条件としているのだから」というものです。


そこで


Aは外部の人がデザインした布を私が縫ったもの

Bは某作家さんがデザインした布を外部の業者が縫ったもの


の言葉の提示・分析をはじめると


・そう言われたら変だよねえ


・まるで縫った方が評価アリで、描く行為が評価ナシみたいだね


と一考はするものの、やはり


・私は袋に入った外注品が手作業では用意できない分量で隣のテーブルに並べられたら気分良くない


・現実に関東周辺の手作り市やハンドメイドイベントでそのような出店者はほとんど見かけない=主催者も認めていないのではないか


(ここでいうハンドメイドイベントとはデザフェスのような大規模な室内イベントでは無く、大きくても100組前後の手作りイベントのことを指します)


また

・内容にもよるのではないか


という意見もあり、一番多いのが


「イラストレーターはOKでしょ あれ手描きが条件なら無理じゃん」


という声も


中には


「陳列している量も関係してくるんじゃないか」


「現実的には売れたらNG 売れなきゃ失笑 ってとこじゃないの」



少数でも全然OK派もいました


・大体そのような人は30代以下


・デザフェスなど大きなイベントへの参加歴あり


・活動の範囲が広い


などなど



少し気になるのが


Aは外部の人がデザインした布を私が縫ったもの

Bは某作家さんがデザインした布を外部の業者が縫ったもの


これはA対Bの話しではなくて、つまり


AはOKだがBは認めないゾ vs BはOKだがAは認めないゾ


という対立軸ではなく


AはOKだがBは認めないゾ vs AもBも認めていいじゃん


という手作業重視派、あるいは手作り保守派とも言うべきか


そして面白いことに…


お客さんのほぼ90%以上が


AもBも認めていいじゃん派


ということです



そうするとまた話が戻って「お客さんの方が正しい」みたいな話になったり(笑)


手作り市やハンドメイドイベントに来るお客さんは、比較的物腰の柔らかい方が多いと推測されますが、私のようにフリマですと(あるいは私のように不徳ですと)、とても辛辣な指摘や批判を浴びることもあります。


至って正論なのですが


・あんたたち、モノ作りとか言う前に、今回の選挙ちゃんと事前投票行ったの?
(投票日は日曜日が多いため)


・日本には「作る人」が沢山いて、手作り作家さんよりスキルのある、製造業に従事しているバイトや外国人も多いよ


などなど結構厳しい声も頂くのです。


そんなことを考えていると「手作り作家さん内部の理論」などとても軽いものに見えてきたり…


混乱してきたので中断します。



◆◆◆◆   ◆◆◆◆


私は手作り市やハンドメイドイベントへの関わりが薄いので、その利を生かして今度


Aは外部の人がデザインした布を私が縫ったもの

Bは私がデザインした布を外部の業者が縫ったもの


とテーブルを二分してAとBを陳列し、上記の表示も明示したらどうなるだろうか?


あるいは事前に主催者に提案して、許可が出れば施行という形で。


主催者がダメという判断なら従うまでですが、主催者がOKなのに他の作家さんが不愉快、となるとやりずらいのは事実。


という話をしていたら


「結局売れたら妬まれるという、"いつものアレ"以上のアレな話になっちゃうよ (笑)」


と皆さん声を合わせることに(むしろこの問題の方が"いつものアレ"論よりも意見が同じという現実があるのですが)無念な気持ちになるのですが…


やるならBを徹底して安い価格にしないと、つまり外注品の方がバンバン売れないとこの実験の意味が無いのですが。



もしくは一つのアイディアとして


ワークショップのように別枠で「プロデュース系作家枠」というのもどうだろうか?


<募集>

手作業作家さん  50組

ワークショップ    2組

プロデュース系   2組


このように初めからうたってしまった方が、強硬な認めないゾ派に対し緩衝効果がある気がします。


しかしガチ手作業・苦労して作ったものじゃなきゃ認めないゾ派と思われていた私が、外注品のトートバッグを山積みにして


「ええ これは外注品です

もう自分で縫うの辞めちゃいました

徹夜して作って赤字が続くんじゃ続けられないですよ」


なんて言いながら


『オリジナルトート 1000円 2点で1800円』


でバンバン売ったら…


なんて妄想していたら

(しかしそもそもそのバンバン売れるようなデザインを描けるか?)

という重大な疑問に気付いたのです。