当相談所では、初めて来所された方全員に聞く質問があります。
それは「あなたは結婚できると思いますか?」です。
あなたはこの質問をされたらどう答えますか?
「絶対結婚できます」とか「できません」と答える方はいません。
たいていは「いずれは…」「そのうちにはなんとか…」と言われます。
今はちょっと結婚に難儀はしているけれども、
その実、“本当に”自分が結婚できないとは思ってなくて、
結婚していない状況を内心「ヤバイ」と感じながらも、
何となくいずれはできるだろうと思っているようですね。
それにしてもなぜ、「何となくいつか結婚できるだろう」と勘違い
してしまうのでしょうか(それ、勘違いですよ。
危機感を持ってください。このままだと、あなたは結婚できませんよ)。
その答えは子どもの頃にありました。
例えばあなたが小学生の時に学校の先生から
「大人になったら結婚できると思う人は手を挙げてください」
と言われたらどうでしょう。
「大人になったら結婚するのは当たり前じゃん!」
そう思ってクラスの全員がきっと手を挙げたことでしょう。
もちろん、私も手を挙げていました。
なぜなら自分の周りの大人はほとんどみんな
結婚していたからです。
叔父さん・叔母さん・学校の先生・近所のおじさん・おばさん全員です。
大人はみんな結婚している。
そんな環境で育ってきた今30代後半以降の人は、
潜在的に「大人は結婚するもの。
だから自分もいつかは結婚できる」と刷り込まれてしまっています。
結婚を真剣に考えているなら、
子どもの頃に刷り込まれた「いつかは結婚できるだろう」
という考えはきっぱり忘れてください。
私たちの祖父母世代は、
強い拘束力のあるお見合いでの結婚がほとんどでした。
当人同士も「そんなもんだ」と思っていました。
デートの経験もないような若い男女が、キスもせず、
手を握ったこともないのに、
周囲の強い薦めで棚ボタ式に結婚したのであって、
私たちの祖父母世代がみんな結婚しているのは、
決して彼らが恋愛能力に長けていたからではないのです。
また、あなたのお父さんお母さんの時代も
今とは事情が大きく異なり、異性はまだ遠い存在でした。
そんなのどかな時代でも、もちろん若い男女はお互いを求めます。
そんな本能的な欲望を満たすことができる貴重なチャンスが「結婚」
でしたから、結婚に対するモチベーションも上がるというものです。
本当に今は結婚には辛い時代です。
これらのような事象を踏まえて、
婚活をされることを強くお勧めします。