養老孟司「先を読む」 | 子供たちの未来に乾杯!

子供たちの未来に乾杯!

子供たちのこと、わんこのことetc...日々見た事&感じた事を綴ります♪


最近、若者たちへの問いかけやメッセージがわかりやすい形で(テレビやネット、アニメなど)


発信されているのをあちらこちらで目にしますが、


日本の現状や将来に対して不安を抱く人が多いからか、


そういう視点からのメッセージがよく目に止まりますね。^^;


(私自身も子供たちが大人になった頃の社会や世界情勢が気になっているから??(;´▽`A`)






これはある大学受験塾のHPに掲載されていたものですが、


「若者に与えられた未来への課題」をとてもわかりやすくまとめられていて


途中の説明はかなり雑駁な感も否めないものの、


是非、子供たちにも読んで欲しいものだなぁ..と思ったので、


以下、引用させていただきます。




よかったら読んでみて下さいね。^^






養老孟司さんから若者へのメッセージ




若い頃は先を考える。

私のような老人になると、先を考えない。

なぜなら、どうせまもなく寿命が来ると知っているからである。

いろいろ考えたところで、先がもうない。

でも若者が考える未来は、主に自分の未来像であろう。

社会には関心が少ないはずである。


専門家の未来予測は当たらない。そういう説がある。

専門家は自分の分野について、知識も持っているし、

自信もあるから、さまざまなデータを自分の予想に合うように見てしまう。

そのせいだといわれる。

ただ確実に近く予想できることは、いくつかある。

日本についていえば、これから二十年は高齢化社会が続く。

その主体を占めている、いわゆる団塊の世代が、二十年後には平均寿命になる。

そこまでくれば、高齢化社会は自動的に消滅する。

現在の若者が中年に達する頃には、高齢化社会の問題はほぼ消えるはずである。

そう思っておけば、大過ないと思う。

同時に中国が現在の日本の状態に突入する。一人っ子政策で、若者が少ないからである。


またその頃には、天然資源が枯渇すると予想される。

2035年には石油の価格が一九三ドルという予想が出ている。

人口や資源のような、人間の「つもり」ではどうにもならないことは、未来予測に含めた方がいい。

ただし社会がそれにどう反応するか、それはわからない。

それをどうするか、そこが若者に与えられた未来への課題だと私は思う。


※2010年12月現在の原油価格は1バレル90ドル前後





さて.....


これを読んで、中高生のみんなはどう思ったかな?かお



うちの息子に読ませたら、



「は?」 とか  「意味わかんねーし。」   とか言われそうです..。(≧▽≦)