いきなり決まったSareeeさんとのシングル。



最初はとても困惑しました。






























Sareeeさんは

自分が前に所属していたディアナの時の直属の先輩です。











この厳しい世界に何も分からず飛び込んで来た




自分に、沢山の事を教えて頂きました。



挨拶から、プロレスの常識、練習や試合。





最初はプロレスの世界が厳しく、イラつき、まだガキだった

自分を育てるのは、
とても大変な事だったと思います。





それでもSareeeさんは
自分にプロレスの楽しさを教えてくれました。






そんなSareeeさんは幼い頃からプロレスを見て、



プロレスラーに憧れ、

ご自身もプロレスラーになりました。





プロレス尽くしの人生。

自分とは真逆でした。


プロレスを好きになった自分は。
こんな事を思うようになりました。






自分もプロレスが好きなのに、
Sareeeさんのプロレス愛には負ける。と


それが嫌で嫌で。
自分も好きなのに。


その好きはまだまだ浅いんだと勝手に思い込み。






それを思うとプロレスが嫌になりました。

そして、いつしか自分は



プロレスラーでは無くなっていました。









今思えば、


自分は自分で。
プロレスが好きだから他の人と比べなくていいのに。

と思えるようになりました!










そして。



プロレス界を離れ





月日が経ち
ある日。


Sareeeさんから1本の連絡が来ました。

















『もう1回真剣にプロレスやらない?』


と。



自分の中の奥深く眠っていた物が
音を立て始めました。












自分はSareeeさんの期待や信頼を裏切り、

壊してしまったのに。






優しくて真っ直ぐなその一言に

自分の心は動かされました。








しかし。
自分はプロレスへの自信も無くしていて、

戻るという事の恐怖感に打ち勝てずにいました。










そんな中、

Sareeeさんの試合を沢山見させて頂くうちに。








自分もプロレスをもう一度やりたい!

という気持ちと同時に






違う感情を抱き始めました。


























Sareeeさんと対角に立ちたい。




そう思うようになったのです。












やるからには覚悟を持ち。

中途半端な気持ちじゃだめだと思いました。






地元だと甘えてしまう自分が居る。

だから、




地元じゃなくて、甘えられないような場所を


探し、今のMarvelousに辿り着きました。













Sareeeさんに

自分の気持ちをお伝えした時。









『めいこが決めたこと全力で応援する。』

『絶対に頑張るんだよ!』

『本当にどうしようもなく辛くなった時はいつでも助けるから。いつでも連絡しておいで。』






そう言ってくれました。







その言葉があったから、
自分は辛い時でも頑張って来れました。









Sareeeさんに
胸を張れるような選手になって。


いつしか必ずこの手で倒す。






それが
自分の最高の恩返しだと思って日々頑張って来ました!









自分が入って少ししてからSareeeさんの




アメリカ行きが決まり、


対戦は夢のまた夢になってしまったと思ったのですが










今回2020.10.26Marvelous新木場大会で


待ちに待った対戦相手。
















Sareeeさんが居たから強くなれました。



Sareeeさんが居たからプロレスラーになれました。



Sareeeさんが居たから目標が出来ました。



Sareeeさんが居たから。








この日が来ました。


















これまでのおもい。



明日に懸けます。




















Sareeeさん本当にありがとうございます。








ぶっ倒します。