佐渡国際トライアスロンのレポート、レース編です✨
4時台。真っ暗な中、選手たちが続々と集まり始めます。1人1箱、トランジションのカゴを用意してもらえるので、この中に私物を全て入れて準備。
(撮ったのは前日)
私だけ水着の上にウェットスーツを着ました。
トランジでの5分10分のお着替え時間はもう気にしません。
スタート前、ひらめちゃん、志乃ちゃんと一緒に😎
そして朝6時、号砲です🎉
スイム4km
1時間27分21秒
457位/1007人
↑大会HPから
2kmのコースを2周回します。
私はスイム遅いので、後ろの方からゆっくり歩いてスタートしました。
↑photo by もっちーさん
バトルは普通にありました。
男女ごちゃまぜで一斉スタートなので、屈強なメンズたちにか弱い乙女が勝てるわけがありません😇
蹴られたり水中に押し込まれたり乗っかられたりして、それはそれは無駄なカロリーを使ってしまいました💥
しかもロングに出るレベルの人達なので普通にみんな速くて上手いんですよ。
とにかく大回りで空いてるところにいって、ゆったり泳ぎました。
2周目は集団もバラけて、ほぼバトルなしで落ち着いていたと思います。
前日もそうでしたが、波がなくて本当に本当に泳ぎやすかったんです🌊
海底まで見渡せて、ちゃんと進んでいる様子が見えるので気持ちよかったですね🤗
水が綺麗って何より最高🥰
とっても楽しかったです🎵
いつもより伸びも良く、なんだかあっという間でした。プールで泳ぐのとそんなに変わらないタイムだったので、上出来オブ上出来🎉
Bタイプのスタート前だったようで、レース前の友人に会えて声をかけてもらい、やる気が燃え上がりました🤩
トランジション
さぁ、トランジです。
多分、出場者の中で最遅タイムを記録したでしょう、その時間なんと13分🤭
ウェットを脱いだ後、バイクラックのすぐ近くの更衣室に全部持って行って、全裸になって体を拭いて(笑)、スポブラ、トライウェア、アームカバー、カーフガード、靴下、ゼッケンベルトを装着。
悠長に着替えてる人なんて他に誰もいなかったので、私のための更衣室だったんじゃないか説が急浮上🤔(違う)
バイク190km
7時間03分31秒
306位/902人
さて、バイクのコースは以下の通り。
おわかりですね。
完全なる『佐渡イチ』です🤗
綺麗に佐渡島を1周しました。時計回りです。
前半の坂がZ坂、後半が小木坂ですね。わかりやすすぎる。
↑バイクのスタートライン
金色の稲穂が頭を垂れる田んぼの隣を延々と走り🌾、沿道の皆さんのアツい応援に手を振り、エイドステーションではインタビューされたり(新潟テレビのダイジェスト映像に採用された🤣)、完全に観光ライドをしておりました。
↑おにぎりめっちゃ食べてるw
ガチ勢にこんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、完走さえできればみんな優勝🥳🏆て思ってるので、果てしなき平地もZ坂も小木坂も、全~部楽しみました🥰
65km地点、手掘りのトンネルの中にすいこまれ、出ていく時に見えた青空と鮮やかな緑⛰🌲
Z坂のすぐ横は断崖絶壁。先人がなんとか無理やり作ったであろう道路。
そこを登る選手たちの姿が遠く小さく見えて、本当に我々は大自然の中を走ってるんだなぁという実感⛰🚴♂️
写真を撮れない分、瞼に焼き付けました👀
ただ、天気が良すぎて気温が常に30°Cを超えており、暑さとの戦いだったのがつらかったかな☀️
9箇所の全エイドに寄り、毎回スポドリとコーラのボトルをもらい、ガバ飲み。全部で5リットルは飲んだかも🥤
補給食はようかんやジェルを2つ持っていき、お腹が空きそうなタイミングで食べました。あとはエイドでおにぎりを2つ🍙
食べることを無理せず、お腹が空いていなければおにぎりもスルー。
ドリンクを飲んでいたらなんだかそこでカロリー摂取できていたようです。
体力が持ったのが不思議でした。
また、地元の中高生の子たちがとても献身的にサポートしてくれ、その姿に胸がきゅんとなりました🥹
顔の汗が乾いて、塩分が痛くて顔を洗いたかった時も、
私「顔、洗わせてください!」
ボ(ひしゃくに水をたくさん入れて)「どうぞ!サングラス持ちますね!」
私「えっ😳ありがとう!」
ボ「もう一杯、お水持ってきましょうか!?」
私「嬉しい、お願いします😂(バシャバシャ!)」
ボ「はい、サングラスです!ドリンクは足りてますか?おにぎりとかは大丈夫ですか?頑張ってください!」
私「ええ子やーーーー😭ありがとう!!頑張ります🔥」
ノンストップでボトルを受け取って無言でそのまま行く選手もいましたが、私は毎回止まってお礼を言って、ボランティアの方たちとの触れ合いも楽しみました☺️
沿道の皆さんの応援が盛大なことといったらもう🔥
おじちゃんおばちゃんたちが大漁旗を振り回して、全身で大声で応援して下さって、感動で胸が熱くなりました。
懸念されていた丸腰ロードバイク問題も、意外といけちゃいました🚲
RAPIDEのホイールがこれまたいい仕事をしてくれたんです。
ひと漕ぎすると前にぐいーんと進んで、踏んだパワーが全部無駄なく推進力になる、みたいな。
加速してからもスピードが維持されて、気持ちよくって😙
さらに登り坂では軽いTARMACの方がはちゃめちゃ有利でした😎
下ハンをずっと持ち、空気抵抗もなるべく減らせるように頑張りました。(上腕三頭筋が死んだけど)
パワーは平均134Wで、6時間45分を2.7倍。
(ほんと自分を褒めたい🥹)
100km地点、3時間30分あたりまで3倍出てたので、かなり脚を使ってしまったようです。
絶景を堪能しながら、約900人中約300位。
上位3分の1に入れました🙌
ログが188kmなのは、途中トンネルでGPSの受信が切れたからですね。
終盤はさすがに疲れてきて、向かい風の中スピードが落ちまくり、さらに両足の前もも(大腿四頭筋)が攣りそうになり、少し不安材料でした。
↑あぁ、わかりやすく落ちてる🫣
最後は踏まず、頑張らず、脚を回すだけにして、なんとかバイクフィニッシュ。
TSSは400(笑)
400てなに😂
ここからのフルマラソン、どうなることやら😂
ラン42.195km
4時間23分36秒
121位/708人中
スイム完泳1000人→
バイク完走900人→
ラン完走700人。
どんどん人が少なくなってる😱
ランで200人が脱落したということですね。
コースは7kmを6周回。さらに急遽、2箇所の「水エイドステーション」を増設して頂きました。
ランパートは本当に会心の出来でした🏃♀️✨
ログでは4時間12分、お手洗い行ったりエイドで補給したので、タイム的には4時間23分。
めっちゃ上位に入れました。
暑くて暑くて、ジリジリ太陽光に焦がされながらのフルマラソン🥵
毎エイドで頭から水をかぶり、スポドリ、コーラをがぶ飲み。種無し梅干しも毎回食べて、糖分と塩分は抜かりなく摂取🤟
ペースは、何があっても最初から最後までキロ6を貫きました。
私の前に、体型的にもフォーム的にもめちゃくちゃ速そうな選手がいたのですが、この方も抑えに抑えてずっと安定したキロ6だったのでついていくことに。
(´-`).。oO(こんな速い人でさえキロ6なんだ。
この人を抜かない、この人から遅れない、そうすれば多分間違いない。
と、勝手にペーサーにさせて頂きました🙇♀️(ほんとに間違いなかった)
ランは、たくさんの選手たちとすれ違えるので全然飽きません。
ひらめちゃん、木村さん、志乃ちゃんとも何度もすれ違えて、その度にファイト!ガンバ!と声を掛け合います。
これがどれほど力になったか🥰
競泳の松田丈志さんもいらっしゃって、思わずお名前を呼んでしまいました🤭
体、びっくりするほど大きかったー!背も高いし肩幅も筋肉もでかいし、何よりオリンピアンだし、そりゃスイムぶっちぎり1位ですわ😂(53分だったらしい)
心配していた四頭筋も攣ったりせず、他にも痛みもなく、エイド以外は止まったり歩くことなく走れました🤗
これで、バイクとランで使う筋肉が違うということが身をもって証明されました(笑)
最後の1周7kmは少し疲れが出てキロ6分10秒~20秒にはなりましたが、それは想定内。
ゴールテープに向かってラストスパートです🥳
↑photo by島発さん
最後の1kmは5分45秒/kmまで飛ばせました💪
会場で名前をアナウンスしてくれ、みんな拍手で出迎えてくれる中、無事フィニッシュ😆🎉
日の出から日没まで頑張り続けた、長い長い13時間でした。
これで私もアストロマン。
夢のロングトライアスリートになれましたー🥳ぱちぱち👏
仲間も全員無事に完走。
ひらめさんは女子総合1位🥇🏆
カッコイイ😭おめでとうございます🎉
佐渡国際トライアスロン、本当に楽しかったです。
こんなコロナ禍の中、1800人規模のマンモス大会を開催してくれたことに感謝の思いでいっぱいです。
準備も後片付けもとても大変だったでしょう。
ボトルの数もドリンクも補給食も、普通の大会とは桁違いに必要だろうし、ボランティアの人数もとてつもなく多いし。
バイクコースの整備も190kmしなくてはいけないし(震え声)、ある意味ラインレース…😲
それでこのエントリー費、42,000円はリーズナブルすぎました。
佐渡で沢山お土産買って、また来ることを決意☺️
帰りのフェリーでも遊びまくって、今回の遠征レースは終了です😆