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本日面接品
新潟県あきだわら
綺麗に炊き上がった。


多収で米の外観品質と食味の両方に優れることから良質な米商品として、業務用米等の用途が期待される品種です。

標準施肥栽培の「コシヒカリ」と比較して、同じ施肥量で玄米収量が1 割、多肥栽培では3 割多収です。玄米の外観品質は「コシヒカリ」と同等かやや優ります。炊飯米の食味は、標準施肥栽培と多肥栽培の両方で「コシヒカリ」に近い良食味です。耐倒伏性は「コシヒカリ」より優れます。

収穫期は「コシヒカリ」より11 日遅く、関東平坦部では中生の晩の熟期で、栽培適地は関東・北陸以南の地域です。栽培にあたっては、「コシヒカリ」同様、いもち病と縞葉枯病に弱いので、適正に防除を行う必要があります。

平成23 年度現在、福島、栃木、茨城、新潟の4 県で産地品種銘柄になっています。

http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/research_digest/digest_kind/digest_rice/027138.html


http://www.naro.affrc.go.jp/nics/files/akidawarasaibai.pdf#search=

'あきだわら'

良食味・多収の水稲品種「あきだわら」の特性と栽培指針


1. 品種の特性概要
本品種は、収量性に優れる「ミレニシキ」に品質・食味の優れる「イクヒカ
リ」を交配後代より育成しました。一穂籾数が多いため、多肥栽培で標準施肥
栽培の「コシヒカリ」より30%程度の多収が期待できます。食味は「コシヒカリ」
に近く、玄米の外観品質は「コシヒカリ」と同等です。安価で良質な米商品と
して、業務用米等への利用が期待されています。

1)出穂期は、作物研では「コシヒカリ」より9日遅く、成熟期は「コシヒカ
リ」より11 日遅く、関東平坦部では「日本晴」並の“中生の晩”熟期に属し
ます(表1)。

2)作物研では、標準施肥栽培の「コシヒカリ」と比較して、同じ施肥量で玄
米収量が13%多収、多肥栽培では31%多収です(表2)。一穂籾数が多く面積
当たりの籾数が多いのが多収の要因です。

3)玄米品質は「日本晴」と同等で「コシヒカリ」と同等かやや優ります(表

2)。炊飯米の食味は、標準施肥栽培及び多肥栽培共に「コシヒカリ」に近
い良食味です(表2)。

4)耐倒伏性は「コシヒカリ」より優り「日本晴」並です(表3)。

5)「コシヒカリ」同様、いもち病と縞葉枯病に弱いので(表3)、適正に防
除を行う必要があります。常発地での栽培は避けてください。

6)多収で米の外観品質、食味とも良いため、安価で良質な米商品として、業
務用米等の用途が期待できます。

《品種名の由来》
秋にたくさんの米が収穫でき米俵が並ぶことから命名しました。

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