高知県三重県コシヒカリフレンド米
本日面接品
米のトレーサビリティも始まり
産地偽装も無くなったのでイロイロとブレンドしてお米を売り出すとはよく考えてる。
甘味 しっかと甘さから来るタイプ
旨味 食べ終わりに口にしっかと残る余韻
食感 コシヒカリフレンドならではなのかモチモチと食べやすく飽きの来ない
補足
ブレンド米 ― お米の美味しさをブレンドでより引き出す
ブレンド米は悪者?
「ブレンド米」という言葉に対してあまり芳しくないイメージを持っている方もいるでしょう。1993年の米不足の際に話題になったブレンド米は、不足している日本のお米にタイ米を混ぜて安価に販売されたものでした。
そもそも日本のお米(ジャポニカ種)とタイ米(インディカ種)では調理法も食べ方も大きく異なるため、残念ながら美味しいとは言えないブレンド米がたくさん出回ってしまいました。
しかし本来のお米のブレンドとは、かさ増しや不当な激安価格での販売のために行うものでもありません。実はブレンド米には大きなメリットがあるのです。
本来のブレンド米のメリット
◎食味の向上
複数の品種・銘柄を組み合わせることでより美味しいお米になる。
◎品質の安定
その年の出来や年間を通して品質を安定させることができる。
◎リーズナブルな価格での提供
単一のブランド米よりも販売価格を抑えることができる。
以上の3つのメリットを同時に実現できるのが本来のブレンド米なのです。
お米の美味しさは元々、味、歯ざわり、粘り、つやなど複数の要因が複雑に混ざり合って感じられるもの。これらを完璧に満たすようなお米というのは、たとえば現在日本で最も人気の高い「魚沼産コシヒカリ」であっても難しいものです。
ブレンド米はお米のプロが品種の系譜・食味分析の計測データ・長年の経験と感覚などを駆使して複数のお米を最適なバランスでブレンドすることで、単一の品種よりも美味しく、かつ安いお米を家庭に届けるすることを可能にしています。
ブレンドの例
コシヒカリ + ヒノヒカリ
ヒノヒカリは「コシヒカリ」と「愛知40号」をかけ合わせて生まれた品種です。食味に優れたコシヒカリを主としてヒノリヒカリをブレンドすることで粘り・弾力を高めると共に価格を抑えることが可能です。コシヒカリとヒノヒカリは同系統のためブレンドの相性も抜群です。
ななつぼし + ミルキークイーン
しっかりとした食感を持つ「ななつぼし」と粘りけのある「ミルキークイーン」をブレンドすることで濃い目の味付けのおかずにぴったりなお米になります。丼もののご飯として最適です。