丸山勉・用賀の洋画家 -214ページ目

一ヶ月、一週間、一日、そして「ガフの扉」。

平均すると一ヶ月に1,2回外出する。仕事的な用件と案内を頂いた展覧会が主だ。季節によっては、白日会、日展の用事が加わるので、少し回数が増える。


一週間では、自宅での仕事なので、休日というものはない。


一日は、差し迫った締め切りがある時以外は、


09:30くらい 起床、アトリエ(王国)に直行

10:30くらい 遅い朝食 その後近所に外出

13:00くらい 帰宅 アトリエ(王国)に直行

15:00くらい 昼寝 だいたい17:30くらいに

         打ち合わせの電話で起こされる。

18:00くらい 再びアトリエ(王国)へ

20:00くらい 夕食 ちょっとまったりする。

24:00くらい 再びアトリエ(王国)へ

27:00くらい 中休み後アトリエ(王国)

30:00くらい 就寝


アトリエの仕事は、絵の具の乾き具合と僕の根気と相談しながら、休み休みやってます。昼寝は結構大事で、何より気持ちいいし、相当なリフレッシュになる。


そして、相当に唐突な感じですが、リビングにあるアトリエ(王国)のドアは、僕にとっての「ガフの扉」です。

カレンダー

昨年末、東急の個展で図録の代わりにという事で、カレンダーを作ってもらった。今までもカレンダーは、作ってもらった事はあるが、卓上カレンダーや月替わりで作家が担当するものだった、個展の案内の部分を画廊名に差し替えて個展を担当してくれた画廊のカレンダーとしても使ってくれたらしい。


暮れも押し迫った頃、画廊の美人の担当者から、実はカレンダーを見た企業が僕の作品で自社カレンダーを作る検討をしているとの連絡があった。何回かの打ち合わせがあり企業の方々ともお会いし製作することになりました。


商社という事で、2万部から2万5千部くらいで、日本、中国、アメリカ、アラブ(イスラム)圏、アフリカが主要なカレンダーの配布先になるらしい。サイズはかなりの大判。ちなみに僕の前は5年間小磯良平、絵柄にギャップがあるようにも思えるが、それも狙いのひとつらしい。


年末前には出来上がると思うが、「遠足は帰るまでが遠足だから。」の名言を胸に、浮かれず、目先の仕事に全力で取り組んでいこうと思います。(本当はかなりアゲアゲです。)

うらら

今日は、小春日和のうららかな日。午前中、自転車で外出すると寒くない。ここ50年で一番暖かな立春らしい。午後、電話で仕事の打ち合わせ。無事、何とかなりそうでホッとする。

最近、「ガンツ」という映画に興味を持ち、原作のコミックを大人買いして読んでみた。これが、すこぶる面白い。白日会の若い仲間に聞いたら、非常に人気の高いカリスマコミックだそうで、映画も世界中から注目されているみたいだ。作家にも感心したが、ある意味、雑誌の編集者も相当エライと思った。