よつばクラス(4・5歳)で、「折った紙を切って、広げたらどうなる??」をしました。



2つ折りや4つ折りにした折り紙を切り抜き、開くとどういう形になるかを推理したりします。


 


これは、小学校受験の分野では



  • 折り紙図形

  • 折り紙展開

  • 対称図形




と呼ばれているものです。


折り紙図形の概念は、小学校受験だけでなく、小学校高学年や中学校でも必要な大切な概念です。


また、SPIでも出題されていて、概念が身についていないと頭を悩ませる問題です。


SPIとは、多くの企業の採用選考で利用されている適性検査。就活を進めていくと、多くの人が受ける可能性があるテストです。


 まず、推理してみよう


折り紙を折って切ったものを見て、”これを開いたらどんな形になるのか?”を考え、選択肢のカードの中から選んでもらいます。


そして、子どもたちは、自分の選んだカードがあっているかドキドキしながら、実際に折り紙を折って切って確かめます。


実際に切ってみよう


「じゃあ、折り紙折って切ってみよう!」というと、「やったぁ~」と大喜びで、はさみで切っていきます。



プリントを渡して「どれかな?」と聞いても、子どもたちはわかりません。


大人は、「簡単じゃないの」「なんでわからないの?」と思うかもしれませんが、それは、今までにいろんな経験をしてきているから、折り紙を開いた時にどうなるか見えるのです。


でも子どもはまだその経験が少ないので見えません。


ことばで「これはこうなるのよ」と説明するよりも、「やってみてそうか。」と思うことが実力につながります。


そういう経験を多く積むと、直感的にこうなるのかとわかってきます。


子どもの時に手や頭を使っってやった経験は、きっと未来にも生きてきます。


折り紙でたくさん遊ぶ


今回の取り組みでは、見えていない空間を頭の中で認識するための思考力推理力が必要です。


「頭の中」だけでは考えられなくても、実際に折り紙を切ることで、子供たちはすぐに納得します。


子供たちの身近にある「折り紙」を使って、図形や空間を把握する力を身につけていきましょう。


実際に自分でどんな図形になるか確認できた、よつばクラスの子どもたちは、



「こう切ったらどんなのができるのかなぁ」「あれ作りたいんだけど、どう切ったらいいのかなぁ」と自分で考えながら、いろいろ作り始めました。


子どもたちは、自分の手を使って遊ぶ(学ぶ)ことは、本当に楽しそうで、とても集中して取り組めています。


こんな風に遊びながら、概念を身につけておくと、小学6年生や中学で習う対称図形も楽に理解できるのではないでしょうか。


おうちでも、折り紙を2つや4つに折って、好きなように切り取り、開いた時の形を楽しんでください。


まるとも教室では


折り紙遊びを取り入れています。


折り紙でしっかり遊んでいると、指先が器用になるだけでなく、図形の基礎的な考え方が自然に身についていきます


どんな問題も実物を使ってやってみるというのが、理解への一番の近道です。


そしてなによりも大事なのが、楽しむということ! 楽しく遊び、楽しく学びましょう!


幼児さんすう かず・かたちコース


ゲームやワークや工作を通じて、数に親しみ、さんすう=楽しいものになる基礎づくりをしていきます。小学校に入学してから算数で困らない、しっかりとした基礎力をつけていきます。「考える力」をのばすとともに、問題を正しく理解する力や答えを導き出す力を育てていきます。


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小学生さんすうコース


よくある「計算」だけを反復したり、詰め込み式に教えるのではなく、「図形問題」「文章題」にも強くなるようにバランス良く進めながら、自ら考える力をつけていきます。それぞれが自分のレベルに合わせて勉強を進めていく「個別学習」形式です。


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